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燃料高騰に向かう今後どう動きましょうか

ロシアの動向が気になりますね
原油高に伴い、農業用に使っている重油、灯油、軽油、ガソリン
などの燃料高騰!今後の動きが気になります。

野菜など栽培しています まるはな農園です 🍅

施設栽培で秋から冬を越して春まで収穫しているミニトマト、
重要なのはやはり温度です。

夏の作物を冬に作るのだからもっともですよね。

この温度確保に役立っているのが、ハウス加温機(通称・暖房機)です。

暖房機(僕の地区では、ネポン、エンネツ、竹沢が導入されています)

設定温度によってON・OFFして温度確保してくれています。

燃料は主に ➡️ A重油
中には、ガス、灯油などの機種もあります。

今でこそA重油価格が(¥100円/リッター)を超えてきているので、
どの燃料が良いのかわからないぐらい差が出なくなってきています。

昔は重油価格、リッター/30円台の時代もあったと聞いています。
僕が始めた頃は、リッター/70円ぐらいだったように感じています。

近年話題になっている、自然界での異常気象は
地球温暖化が大きく影響していると指摘されていますね。

地球温暖化を食い止めるためにも、脱酸素社会を目指す

改正地球温暖化対策推進法が制定されましたね。

農業界でも、この燃料高騰の影響が大きくのしかかってきています。

コロナ禍によるものか、作物の豊作による供給過多なのか
農作物の価格低迷も経営に響いています。

最近の石油相場が、1バレル/100円を超えてきたのを受けて、
A重油がリッター/100円では止まらず、130円のような予想をする
業者もいて今後が不安な状態です。

国からの援助なども対策してもらえるようですが、
今後の農業経営については、今までと同じ環境で行えるとは
考えないほうが良さそうです。

原油の採掘増産の要望も通らず、
本来なら地球資源の使い切り燃料は使わないほうがいい。

2050年までに温室効果ガスの排出、実質ゼロを国が掲げている。

などから、可燃燃料を使わない施設栽培にシフトする現状があります。

一例をあげれば

二酸化炭素を出さない、電気によるシステムへの推進
ハウス加温機をエアコン(ヒートポンプ)へ変更などです。

国からもヒートポンプなどの変更により、可燃燃料(A重油など)
使用量前年30%減目標などを掲げレバ、大きな補助もあります。

ですが、
全額では無いのと、10aあたり200万円以上の入れ替え投資に
なると聞いています。

実際見積もりを依頼してないので、もしかするといろんな分野でも
価格上昇の動きの中、システムも大幅な商品値上げになっている可能性
もありますね。

僕のところも、こじんまりとしたハウスがいくつもある経営で、
効率が悪いため、生産者仲間の中でも多くA重油を使ってしまっている
そんな状態なんです。

次期作は、この世界状況も不安定な中なので、経営を守るためにも
加温ありきの作物から一部、加温を必要としない作物へ変更を検討中
です。

ここでふと疑問なんですが、

今回の農業をはじめ、各方面でクリーンエネルギー『 電気 』に移行
してきますよね

現在の発電は火力発電が70%以上頼っている中で、発電量は決まって
いる状態で、今後供給不足に陥らないか。

ここも不安に思ってしまいます。

それでも地球温暖化は食い止めなければなりませんね。
異常気象による、台風の大型化、ゲリラ豪雨(線状降水帯)による洪水
自然災害は被害が大きくなってしまいます。

できるだけ備えなければなりませんね。

今日は施設栽培も当たり前の考えでは成り立たなくなってきつつある
そんな思いで書いてみました。

ありがとうございます。

ハウスの中だからこの時期にミニトマトです

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