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子猫を健やかに育てるために大切なこと


生まれて2~3ヶ月頃の子猫は、まだ小さな赤ちゃんと同じです。子猫が新しい環境に慣れるまでは、疲れやストレスを溜めないがためらないように、できるかぎりケアしてあげるすることが大切です。
これからネコちゃんを迎えたいと考えている人も、すでに一緒に今ネコちゃんと暮らしている人も、ネコちゃんとの暮らす毎日が楽しくなるように、。ペットの専門店コジマが考える子猫の育て方をご紹介します。

ネコちゃんを育てるために大切な3つのポイント

子猫をお迎えするがおうちにやってくる日が近づくにつれてと、楽しみな気持ちがきっと大きくなっていくると思います。これから一緒に暮らすしていくネコちゃんがすくすくと育つように、まずは3つのポイントを心がけましょう。

【1】たっぷり寝かせましょう

健康な子猫は1日に15~20時間ほど寝ます。新しい環境にやってきた子猫はさまざまな不安を抱えるもの。子猫のストレスを癒すには十分な睡眠が大切です。
ネコちゃんが健康に育つために必要な睡眠時間を確保できるように、気をつけてあげましょう。

【2】ついつい遊ばせすぎない

かわいい子猫を見ているとついつい時間を忘れて遊びたくなります。子猫は好奇心が強く、体力の限界以上に遊んでしまいがちです。ですが、疲れを溜めてしまうと、がたまると体調を崩してしまうことも。やすくなってしまいます。
子猫を迎えて2~3日は、ネコちゃん専用のお部屋の中で少しずつ環境に慣れてもらいましょうさせましょう。少しずつネコちゃんが環境に慣れて、元気・食欲があり、排泄物ウンチの状態にも問題がないようでしたら、はじめは30分以内で様子を見ながら、ゆっくりと遊んでみてください。
小さなお子様がいるご家庭では、必ずお父さんかお母さんが一緒にいるときに遊ぶようにしましょう。

【3】外出やシャンプーはワクチンが終わるまで避ける

病気への抵抗力をつけるため、子猫は少なくとも2回のワクチン接種が必要です。ワクチンを終える生後3~4ヶ月頃までは室内で暮らすようにしましょう。病院に行く際にも、必ずキャリーバッグに入れてあげてください。
また、体力を消耗しやすい子猫は風邪をも引きやすいので、シャンプーはも避けるようにましょう。もし汚れやニオイが気になる場合は、ムースシャンプーなどで拭き取ってあげるお手入れすることをおすすめします。

ネコちゃんを迎える準備


ネコちゃんのお部屋をつくりましょう

子猫が新しい環境にスムーズに慣れるよう、最初はサークルを使ってネコちゃん専用のお部屋をつくりましょう。
ネコちゃんは本能的に立体的な行動をしたがります。サークル内でも上下運動ができるように、背の高いタイプのサークルを選ぶことがポイントです。

トイレの場所を決めましょう

ネコちゃんはトイレの場所を簡単に覚えます。お部屋の中にトイレの場所を決めてトイレグッズをセットしたら、お迎えする前に使っていたものと同じ猫砂を入れておきましょう。
子猫が育ち、お部屋を出て暮らせるようになったら、トイレの置き場所をお部屋以外にしても構いません。その場合にも、使い慣れた砂を入れてあげてください。
デリケートなネコちゃんは、トイレの場所や猫砂が変わるとトイレを失敗することがあります。ネコちゃんの様子を見ながら、良い形を見つけていきましょう。

▼ペットの専門店コジマでは、オリジナル商品の「ブルーの猫砂」を取り扱っています。は吸収力や消臭力が高く、ネコちゃんの肉球にはさまりにくい形状をしており、使いやすいどんなネコちゃんにもぴったりの猫砂です。


ネコちゃんの育て方

最初は専用のお部屋で育てましょう


まだ環境に慣れないうちに子猫をお部屋に放すと、家具の後ろに隠れたり、窓や戸のすきまから外に出て行ってしまうこともたりしてしまいます。お迎えしてからしばらくの間は、ネコちゃん専用のお部屋で育ててあげましょう。

ごはんは少量をわけて与えましょう


生後間もない子猫は内臓の働きがまだ完全ではありません。最初の頃は消化不良を起こしたり、吐いたりすることもがあります。
ごはんは少ない量を、できれば1日3~4回にわけて与えてください。

食べさせてはいけないもの

かわいいネコちゃんには、ついつい家族と一緒の食べ物をあげたくなってしまいますが、なりがちです。ですが、人の食べものは、栄養バランスも含めてネコちゃん向きではありません。人の食べ物は与えないようにしましょう。
《またたびに注意》
嗜好性が強く、ネコちゃんが喜ぶとされるまたたびは、子猫には与えないようにしましょう。パニックや呼吸困難を引き起こすおそれがあります。
※詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

お水はキレイなものを


子猫用フードや離乳用ミルクを与えた後は、必ず清潔な水をあげてください。ただ、むやみに水が入った容器を置いてしまうと、踏んでこぼしてしまうことがもあるりますので、子猫の口元に給水器の口を近づけて飲ませてあげましょうるとよいでしょう。

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ネコちゃんのしつけのポイント

ネコちゃんのしつけはしっかりと行動を観察し、やってはいけないことはさせない、やりそうになったらすぐにやめさせることが原則です。
いけないことをしてしまった場合は、した瞬間に「あっ」と大きな声を出したり、「パン」と手をたたいたりして驚かせてみてください。
直接たたいたり、むやみに怒ったりするとネコちゃんから嫌われてしまうので気をつけましょう。

ネコちゃんが人と上手に暮らせるように


《まずは人慣れが大切》
人と暮らしていく子猫にとって「人慣れ」はとくに重要です。やさしくなでてあげたり、抱っこをしてあげたりと、ふれあいを大切にしましょう。
無理やり押さえつけると、かえって人にへ恐怖心を抱く場合もあるので気をつけましょう。

《まわりの環境に慣れる》
子猫は順応性が高く、まわりの環境に慣れやすいため、この時期にできるだけたくさんの体験をさせてあげましょう。
数々の体験を通して、経たネコちゃんは、生活環境の変化を受け入れやすくなります。

《お手入れに慣れる》
小さいうちからお手入れの習慣をつけておけば、ネコちゃんが健やかに育ちやすくなります。
ブラッシングなどのお手入れは毛のもつれを防ぎ、体を清潔に保てるだけでなく、お客様飼い主様とのコミュニケーションにもつながります。
最初はやさしくブラッシングして、もしいや嫌がる場合はおもちゃで遊ばせたり、ごほうびを与えたりしながら行うとよいでしょう。

《サークルやキャリーバッグに慣れる》
お客様飼い主様が外出される際に役立つサークルや、動物病院などへ連れて行く際に便利なキャリーバッグなど、に子猫のうちからさまざまな環境にを慣れてもらうことでさせることは、ネコちゃんの自立心を育むきかっけとなりますみます。
はじめは扉を開けた状態でサークルやキャリーバッグの中にごほうびを入れ、子猫に「中に入ることはよいこと」と学ばせましょう。
中に入ることに慣れてきたら数秒間だけ扉を閉め、また開けて…と繰り返しながら、時間を少しずつ延ばして慣れていくとよいでしょう。

▼ペットの専門店コジマでは、ネコちゃんの気持ちを考えた「ネコちゃん用ボックスキャリー」を取り扱っているので、購入する際の参考にぜひご覧くださいます。

専用の爪とぎを用意しよう


子猫を迎えたら、ネコちゃん専用のお部屋に爪とぎを置くことも忘れないでください。生後5~6週目あたりくらいから、ネコちゃんは爪とぎをするようになります。
爪とぎは習性のひとつなので無理にやめさせてはいけません。小さい頃から専用の爪とぎがあると、柱や壁などで爪をとぎにくくなります。お部屋の中に
ネコちゃんが爪とぎのそぶりをし出したら、すぐに爪とぎグッズを用意してあげてください。

スプレーにも対策を


ネコちゃんは「スプレー」と呼ばれる、いつもより濃いオシッコをかけてマーキングする習性本能があります。
スプレーは去勢していないオスに多く見受けられる行動です。が、まれにメスや去勢したオスにも見受けられます。
が、去勢・避妊をするとスプレーをする確率が大幅に減るという報告があります。
ネコちゃんが生後6ヶ月を越えた頃には、去勢・避妊を検討しましょう。
▼しつけのグッズには、シーツや猫トイレ砂にニオイをつけてトイレのしつけをサポートするアイテムもありますので、お困りの際はぜひ活用してみてください。
【「JOYSele トイレのしつけスプレー MARKER】」はコンパクトで使いやすく、おすすめです。


ネコちゃんのお手入れ


グルーミング


毛並みを整え、抜け毛や汚れを落として清潔にするグルーミングは、皮膚病やノミ・ダニなどの寄生虫を防ぎ、新陳代謝を高める役割もあります。
ネコちゃんが大きくなってから急にお手入れをはじめると、嫌がってしまう場合もありますので、子猫のうちからお手入れに慣れてもらうさせておくことが大切です。

爪切り

ネコちゃん専用の爪切りでお手入れをしましょう。爪を切る際にネコちゃんが爪をしまわないよう、1本1本指先をしっかりもって、血管を傷付けないように十分注意してください。

耳そうじ

イヤークリーナーをつけた専用の綿棒やコットンなどで、やさしくなでるようにアカを取ります。耳の奥まで入れてしまうと、かえってアカを押し込んでしまうので十分注意してください。

※詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。


ネコちゃんの健康管理


画像引用:https://www.shigureni.com/illust/89

免疫とワクチンについて
子猫は、母猫からの初乳を介して免疫を譲り受けます。この免疫が有効な期間は生後45~90日ほど。抗体効力の切れる時期は、病気に対する抵抗力が失われる大変危険な時期といえます。これを防ぐのがワクチン接種です。
より確実に免疫をつけるため、初回のワクチン接種からその後3~4週間後に、追加で1~2回ワクチンを接種します。
ワクチンによる抗体効力は1年ほどで薄れていくため、毎年継続してワクチン接種を受ける必要があります。

消化器官や皮膚の寄生虫
子猫はまだまだ未熟であるため、寄生虫を完全に排除することが難しいものです。おなかの調子が悪いなど、消化器の症状がある場合は、動物病院で繰り返し糞便検査を行い、必要に応じた処置を受けてください。
また、成長による毛の抜け変わりや、栄養状態によっても変化しますが、強いかゆみや湿疹などの異常がある場合もは、動物病院で必要に応じた処置を受けてください。

フィラリアにも注意を
心臓や肺動脈にそうめん状の寄生虫が宿るフィラリアは、一度かかってしまうと治療が難しい病気です。
フィラリアは蚊を伝染媒体にしているため、蚊の発生時期に合わせて予防薬の投与が必要です。血液検査で寄生の有無が確認できますので、フィラリア予防をはじめる際には動物病院で血液検査を行いましょう。
地域により差はありますが、毎年5月~11月までの間に月1回の予防薬投与をしっかり行えば、フィラリアは予防できる病気です。予防薬を投与する日は、カレンダーに印をつけるなどして忘れないようにしましょう。

※詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

ネコちゃんのペースを大切に

順応性が高く感受性がも豊かな子猫は、こわい経験や嫌ないやな体験をすると、強く印象にや残ってしまうことがあります。
子猫に新しい体験をさせるときは、ゆっくり焦らずネコちゃんのペースに合わせてあげましょう。もし嫌いやがっているときは無理をさせないことがポイントです。
ペットの専門店コジマは、ネコちゃんがすこやかに育つように、どんなことでもペットの専門店コジマはサポートいたしますします。子猫の育て方を知りたい方は、お気軽にご相談ください。


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