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Utaro Notes更新情報

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執筆者Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート。 https://dodidn.com/blg/
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#男性下着

人新世のパンツ論⑥―虎の尾を踏むパンツ

“Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「人新世のパンツ論⑥―虎の尾を踏むパンツ」。 前回に続き、昭和時代の女性週刊誌の記事から各メーカーの男性下着を紹介。 本当にこれを見ていて、70年代の写真であるのに、古さを感じません。パンツが古いなあという感じがしない。というかその頃既に、人類が穿くべきパンツは進化の最終章だったのでは? とも思ってしまう。 ただ、受け止める側が、

人新世のパンツ論②―パンツは世界を掌握する

“Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「人新世のパンツ論②―パンツは世界を掌握する」。 「人新世のパンツ論」。男性が穿くパンツは、単なる下着であって、大方目をつむり、耳を塞ぎ、口を閉ざしてしまおうというのが、日本人のマジョリティです。しかし、語らないことで、なにか大事なファクターまでもが、語られずにきてしまったのではないか。 前回のプロローグを書いた後、なんと若きブロ

人新世のパンツ論①―プロローグ

“Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「人新世のパンツ論①―プロローグ」。 男性が男性下着について語る――というのはどんな意味があるでしょうか。私は大いに意味があると思っています。自分が着こなすものですから。 しかし、下着――男性が穿くパンツについては、目をつむり、耳を塞ぎ、口を閉ざしてしまうのが、現代日本においてもこれまでと変わりません。 私はなんとか、その扉の鍵を