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MSOfficeのUpdateが2種類あるのを今更知った話

こんにちは@peto335です。最近更新頻度が落ちてきてます。気を引き締めないと、と思っています。

現在、仕事でWindowsUpdateのFU、QUの運用を検討しており、MicrosoftOffice(以降MSOffice)のUpdateの調査を行いましたので、今更な事ですが投稿したいと思います。
情シスをしているのに、恥ずかしながらMSOfficeのUpdateって形態によって違いがあるというのを初めて知りました。形態という言葉もあっているのかどうか・・・

調査の目的

今回の調査の目的です。

・MSOfficeの形態毎でUpdate方法が異なるため、導入されている資産管理ツール(Intuneでは無い)でUpdateの制御が可能なのかを知る必要がある。
・社内にあるOfficeの形態を把握する必要がある。
・MSOffice製品、特にAccessとExcelは基幹業務でクリティカルに使用しているのでWindowsUpdateによる影響を制御する必要がある。

MSOfficeの形態について

という事でMSOfficeの提供形態について調べました。ざっと調べたところ以下3種類あります。

(1)パッケージ版 
  ・コンシューマ向けやプレインストール
(2)Office365
  ・サブスクリプション
(3)ボリュームライセンス版
  ・ライセンスを購入

Update方法について

で、メインのMSOfficeのUpdate方法について調べました。以下2種類あります。

(1)MSI形式
(2)C2R形式

MSI形式とは?

もうすぐなくなるっぽいです。ボリュームライセンスのMSOffice2016まではこの方法でUpdateが提供されていたのですが、2019からはボリュームライセンスでもこのUpdate方法はなくなります。

・WindowsUpdate経由でUpdateする従来の方法
・WSUSで管理できる
【対象】
・パッケージ版    :〜MSOffice 2010
・ボリュームライセンス:〜MSOffice 2016

C2R形式とは?

今後はこの方法に統一されていくみたいです。

・MSOffceアプリに組み込まれている機能でストリーミング配信によりUpdateされる方法
・WSUSやWindowsUpdateは関係しない。
・常に最新版を使用するという考え
・トラブル時に戻す場合は、コマンドを使用しロールバックさせる。
【対象】
・パッケージ版    :MSOffice 2013〜
・Office365
・ボリュームライセンス:MSOffice 2019〜

社内のMSOfficeはどちらが多かったか?

365は導入していないのですが、パッケージ版も結構あり、MSI形式とC2R形式大体半々ぐらいでした。

今後どうする?

現在、導入されている資産管理ツールがC2R形式を制御できるのか、サポートに問い合わせ中です。できない場合は、Office Deployment Toolの利用も考える必要があるかもしれません。

終わりに

そもそもOfficeのUpdateはC2R形式ではWindowsUpdateの話ですら無いという事でした。前職では、WindowsUpdateは全く制御していませんでした。業種によってはWindowsUpdateの運用はとても重要という事を知ることができました。また今まで知らない事を知ることができたのでとても良かったです。今回のまとめはあくまで自身で色々とサイトを見て要約したものです。間違っている点も多々あるかもしれません。その場合はご指摘いただけると学びの助けになりますのでお願いいたします。

参考


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