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家祖の名前のお墓

日露戦争で亡くなられたひいおばあちゃんのいとこ、かも知れない方の父(うちの養子さん)の名が彫られた墓石を発見。
(※養子さんは分家してるので彼がその家の家祖)

それは同姓の墓が集まるところ、つまり一族の墓にありました。

無事、手を合わしてきました。
「お父さんここも親戚だよ!」と興奮気味の私に対して『一族の墓にあって同姓なんだからそりゃ親戚だろうよ』っていう顔の父。

一族の墓か。
なるほど。
ここの同姓は家紋も同じ。
親戚なのは間違いないんだな。

その墓石の手前に曽祖母の父の父(5世の祖)の名が彫られた墓石も発見。
(養子さんが入ったお家で、私が謎家と言ってるとこ)

少しばかりややこしい話しをすると、父の母方曽祖父母は、いとこ婚。
曽祖父の母と曽祖母の父は兄妹なのだ。その両親、5代前は同じ人。
私の中のシェアが高い一族なのだ。

こんな感じ

私の顔つきは母似なのだが、体格や骨格は父似で、父の母方本家の仏間にある遺影や肖像画を見ると、実際にこの一族の血が濃ゆいなぁと感じた。
エラが張ってるところなんて代々しっかり受け継がれてる😅
代々誰かがエラ張ってる…笑

ふふふ。
閑話休題。

さて、この地域。
家祖の名前を墓石に彫る慣習らしく、家祖の名前は屋号でもあったりするので、知っていればとても探しやすかった。または建之者の名前と建之年が彫ってある。

墓誌がないのだ。

読むものが少ないのは探しやすい、とも言えた。法名戒名でなく俗名(家祖の名前であり屋号)なのも探しやすい。

いわゆる“近所の同姓同家紋は一族の可能性が高い。”という通説がこの地域はしっくり当て嵌まっているように思う。
お墓はシンプルで探しやすく、
戸籍が取れる範囲じゃなくても、旧土地台帳や町村史などと照らし合せて、
“この名字の本家はここなんじゃないか?総本家はあっちの地区になるのかな?”とパズルのピースがまた少し埋まった感を味わった。

◆◆◆

私の夫方がこの家と同じような同姓同家紋が同村に広がる家系なので、探し方が応用できるといいのだが…なかなか難しい。


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