選挙の話でも盛り上がれる友、最高
前の記事でも書きましたが、友達と3人でキャンプに行きました。
彼女たちは私が学生時代に一緒にシェアハウスをしていた親友で、なんでも話せる貴重な存在です。ここではAちゃん、Bちゃんとします。
3ヶ月ぶりに会った私たち。行き帰りの車内や焚き火の前で話が弾みます。
「そういえば都知事選挙誰に入れた?」
行きの車内。この日は7/6(土)で選挙の前日だったので、自然とそんな会話になりました。土日でキャンプだったので、私は期日前投票を済ませていました。
「〇〇さんって人に入れたよ〜!」
私は候補者全員のアンケート結果や選挙公報、Webサイトなどから投票する人を決めたので、テレビで頻繁に紹介されていた4名ではない候補者に投票していました。
「わかる、その人私も迷ったー!」
Aちゃんも期日前投票済みで、その候補者についても調べてよく知っている様子でした。
「えー私知らない、どんな人なの?」
Bちゃんは選挙当日のキャンプ帰りに会場に直行して投票する予定で、私が投票した人を知らないようです。
私はその候補者について簡単に話しました。
「なんか良さそうだね。でも○○さんに入れようかなー」
Bちゃんは主要候補4人の中の1人に入れるつもりのようでした。
「Aちゃんは誰に入れたの?」
「私は蓮舫さんに入れた〜!」
Aちゃんの投票先だけ実名で申し訳ないのですが、この後の話をするのにどうしても出さなきゃいけなかったんです、すみません笑
「えーなんで?」
「なんか説得力あったからかな、あとは私と髪型似てるから笑」
笑いました。Aちゃんは短い髪を今回さらに短くしており、少し癖のある黒髪のベリーショートでした。確かに蓮舫さんにしか見えなくなってきた……。
こんなふうに、私たちはいつもの会話の延長で、時には冗談も交えながら、選挙についての自分の意見を話していました。
相手の意見や行動を否定せず、自分のことを伝える。それも自然な会話の中で。
これはとっても貴重で素晴らしいことだと感じた一方で、誰もがこのように気軽に選挙について話せるようになったらいいのにな、と思ったりしました。
帰りの車の中で、Bちゃんが言いました。
「今日やっぱり○○さんに入れようかな」
Bちゃんが出した名前は、私が投票した候補者でした。
Bちゃんは私やAちゃんほど候補者全体を網羅的に調べたわけではないけれど、きちんと意見を持っていました。それでも投票先を変えようとする理由は、「ぴの民意を反映させたい笑」でした。
それでいいのか、ちょっと申し訳ないなと思いつつ、私の伝えた情報によってその候補者にしようと思ってくれたのは嬉しかったです。
このように、話をする中で自分の意見を変えても変えなくてもいい、それは自由なのだと改めて認識できました。相手が何を知っていてどんな考えを持っているのかを知って知見を広げるのは、選挙の話に限らず大切なことです。
今回は選挙を身近なものとしてとらえて話ができて良かったです。
Bちゃんは彼女の最寄駅のロータリーで降ろしたのですが、20時ギリギリに無事投票できたとのこと。よかった〜。
解散後に写真を見返して、やはりAちゃんが蓮舫さんにしか見えず選挙トークの弊害を感じる私でした。では。
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