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ベリー摘みのヘッドドレスについて
Petit écrin étoile(プチエクランエトワール)のeriと申します。ハンドメイドでアクセサリーを製作しています。
今回はベリー摘みのヘッドドレスについてのnoteです。
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色展開はピスタチオとキャラメルの2色。久しぶりに甘さを意識して作ったクリップタイプのヘッドドレスです。
このアイテムには自分なりのイメージ背景があり、それを想像しながら作っています。
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ある晴れた日にお庭で摘んだ桑の実でジャムを作ります。
桑の実は熟したものも、そうでないものも、丁寧にふつふつと煮詰め、少し酸味を残したジャムを作ります。
出来上がったジャムは甘いケーキに添え、友人とテラスで優雅なティータイムを。
きっとおしゃべりに花が咲いて楽しい昼下がりになるでしょう。
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こんな光景を浮かべて作りました。
アイテムのデザインのきっかけは、蛇柄ジャガードのserpentバレッタを作る際、使用したパールの色名が「エルダーベリー」という名前だったことからです。
同じ棚に「マルベリーピンク」という色のパールもあり、「きのみかぁ、かわいいだろうなぁ、」と思いました。
「桑の実が揺れたらかわいいな」「ケーキみたいなヘッドドレスが作れたら」「お庭で友人とティータイム…、素敵だなぁ」なんて想像していまして、
次第に頭の中から離れなくなり、半年間それぞれ別の作品を作るための買い物をしながら材料がちょっとずつ揃っていったアイテムです。(いつもイメージが固まり次第一気に材料を揃えていくため、今回はちょっとイレギュラーな生い立ちです)
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お花の中のパールがそれです。
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桑の実はサイズ違いの2種類のパールを使っています。
ブランド内で同じパールを使いながら全く異なるテイストのものが出来上がり、ちょっと不思議で刺激的な感じがしました。
ベリーの部分はパールに一つずつピンを通し、曲げて、チェーンに繋げて、を繰り返しています。
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ピン曲げについては作家活動を始める以前の趣味の時は好きではない作業で、実はむしろ避けていたくらいのものでした。
一年前はそれこそ苦戦して何度もやり直しをしながら行っていましたが、やっていれば慣れてしまうもので、現在では結構楽しくサクサクやれちゃう作業の一つです。
この記事を書きながら「そういえばかつては苦手な作業だったな」と思い出し、継続は力なりを感じました(ここ最近よく思います)。
上部にはそれぞれの色に合わせたチェコビーズの葉っぱを飾っています。
ヘッドドレスの土台はラメがきらめく小花柄のリボンを中心に、細かいフリルを2段にしています。
それぞれの色についてはベリーの色で味を想像しながらイメージを合わせています。
・ボルドー色の熟したようなベリーにはキャラメル風味のシフォンケーキ
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・まだ酸味の残るピンク色のベリーにはピスタチオ味のムース
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きっと美味しいだろうなと思いこの組み合わせにし、色名もこのまま付けました。
細身なのでカチューシャのような感覚で気軽に付けてもらいやすいかと思います。
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そしてベリーをぶら下げた飾りリボンは生成りのレースで作ったものを飾っています。
ヘッドドレス全体がフリル含めしっかりした生地感のため、部分的に透け感のあるものを使用し、軽やかさを出したいなと思い選びました。
繊細なお花柄が可愛くて、このレースもいつかまた使いたいなと思っています。
リボンの真ん中は土台の花柄模様の色と揃え、薄ピンクのサテンリボンでとめました。
リボンはブローチピンで取り外しができるためご自身でちょうど良い位置に調節していただくことが可能です。まるで蝶々がふわっととまってくれているような、キュートなシルエットになっています。
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お読みいただきありがとうございます。
実はこのあとイヤリング/ピアスまたはネックレスを展開しようと考えており、材料を探したりイメージをしたり試作をしたりを繰り返しています。(なかなかイメージ通りにならなくて苦戦中です)
完成したら記事がちょっと増えるかと思いますのでもしよければその際もご覧いただけますと幸いです。
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