見出し画像

子が親を親に、部下が上司を上司にしてくれる。

私が大人になってから改めて気付かされた当たり前のことの一つに、

はじめからその立場である人などいない

といことである。

子供を産んだことですぐ親になれるわけではなく、親としての振る舞いを意識し、子供のためにがんばろうと努力し、家族のために責任のある決断をしていく過程で、親としての品格が養われていく。それが「親になる」ということなのだと思う。

いきなり役職についてもすぐに信頼してもらえるわけではなく、有益な結果を残し、如何にハラスメントなく振る舞えるかを評価され、公平かつ公正な判断をしていき、自分よりも部下や同僚や先輩のことをどれだけ忖度し行動できるかという過程の中で、社会人としての品格が養われいく。そうやって「役職がつく」のだと思う。

現在34歳のわたし。
スポンジのように柔軟に何でも吸収したい世代。
色んな品格が欲しいけれど、それじゃ人生はあまりにも短すぎる。

上を見ても下を見てもキリがないから、自分がどんな品格を身につけていきたいかは、いつも自問自答している。

けれど、誰に対しても
〜なんだから〜するべきだ。
なんて発想はできるだけ持たずに、人間だものって笑える人でありたい。

親なんだから、おねえちゃんなんだから、おにいちゃんなんだから、上司部下なんだから、先輩後輩なんだから、嫁旦那なんだから、恋人なんだから、社会人なんだから、そこの店員なんだから、サービス業なんだから、医療職なんだから、それが仕事なんだから、お金もらってるんだから、、、、。

そんなことは言われなくなってみんなわかっている。承知した上で、文句を言わないで微笑むことが出来たら、なりたい自分に近づいたかなと思うし、見える景色が変わったと思います。

相手が自分をなりたいものにしてくれるということを、忘れないようにしていけたら素敵ですよね。だって相手がいなかったら、その立場はないから。子供がいなきゃ親になれないし、人がいなきゃ自分は何にもなれないということ。

ポジティブに、どんな人とでもステキな関係を築き上げていきたい。

そうやって品格を身につけさせてください。

今日も1日お疲れ様でした。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?