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損失回避。損することを必要以上に恐れていませんか?

前回の記事では、

必要なものは
常に地球が与えてくれていますね〜

といったお話をさせていただきました。

僕たちには所有の概念というものがあります。

この所有の概念が、
僕たちを苦しめる原因にもなっています。

今日は、この辺のお話をさせていただきます。

損失回避

といった言葉を聞いたことがありますか?

損失回避とは、簡単にいうと、

■損失回避とは?


損することに対して、
過剰に恐れる性質のことです。

人は、得る喜びよりも失う恐怖の方が
2倍大きいと言われています。

100万円得られた時の喜びを1とするなら、
100万円失った時の苦痛は2ということです。

感情的には、得られる200万円と
失う100万円が同等ということになります。

これは、人間の本能です。

なぜなら人にとって失うことは、
死を意味するからです。

食べ物を失うと死ぬ・・・

住む場所を失うと死ぬ・・・

仲間を失うと死ぬ・・・

このように人は本能的に、
失うことに対して、
過度に恐れるようにできています。

常に死と隣り合わせだった時代には、
無くてはならない本能です。

しかし、失うことを過度に恐れると、
本来得られるチャンスを
逃してしまうことにもなります。

必要なものは常に与えられています。

所有という概念があるから、
失うことに対して
恐怖や苦しみを感じるのです。

そもそも、命そのものが
与えられたものです。

これは自分のもの。

と思うから、失うことを恐れるのです。

所有の概念があると、

持てば持つほど、
失う恐れが大きくなります。

損失回避能力は生存のために
与えられた大切な本能です。

しかし、所有の概念を強く持ちすぎると・・・

生きるのが苦しくなります。

折角のチャンスも逃してしまいます。

必要なものは全て与えられていると思えば、
損することなんてありませんからね!

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