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母親から愛されていない?本当は母親の愛だった。

前回の記事では、

人格否定は絶対にしないほうが
良いですよ〜

といったお話をさせて頂きました。

勿論、場合によっては誰かを
叱らなければならないことも
あるかもしれません。

でも、その場合も、絶対に人格否定を
しないことです。

人格否定されて、心穏やかで
いれる人なんていませんからね!

こんな話があります。

■強烈な無価値感の原因


Aさんという人がいます。

この人は自分の中に、
ものすごく強烈な無価値感が
存在していました。

自分でも自覚はしていますが、
原因がわかりません。

そこで、セッションを行なって、
記憶を幼少期の頃まで
遡ってもらいました。

すると、ある場面で、
一氣に感情が湧いてきました。

その場面は、お母さんから
強く叱られた場面でした。

この時に、

私はお母さんに愛されていない

と強く思い込んでしまいました。

叱られた理由は、自分のお小遣いで、
勝手におもちゃを買ったことです。

叱られたことも、
おもちゃを買ったことも
お金を使ったことも、

自分は愛されていないからだ

と思い込んでしまいました。

そして後日Aさんはお母さんに対して、
勇氣を出して、

「私、あの時すごく悲しかったの・・・」

って、打ち明けました。

それに対してお母さんは何と
言ったと思いますか?

「ああ、あれね。あの時は、
一人で買い物に行って、途中で
事故にでもあったらどうしようって、

あなたのことが本当に心配だったよの。

だから、強く叱っちゃったのね。」

と・・・

どうでしょう?

Aさんはこの時、愛されていない
と思い込んでしまいましたが、

お母さんからしたら、

愛しているからこそ。

ですよね。

こうしたことは、
本当によくあることです。

この時お母さんは、叱ること自体は
当然です。

でも、理由の説明が足りませんでした。

すぐに理由を説明していれば、
Aさんに強烈な無価値感が
植え付けられることはありませんでした。

特に小さな子供に対しては、
自分はその氣がなくても、

人格否定されたと
勘違いしてしまうことがあります。

大人だってそうです。

なので、子供に対しては勿論ですが、
大人相手であっても、相手が勘違いしているな。

と思ったら、すぐに説明して、
誤解を訂正して下さい。

火種はその場ですぐに消せば、
少しの火傷ですみますが、

そのまま放っておけば、
大火事になっちゃいますからね!

子供に対しても、大人に対しても、
叱るときは、このことを理解しておくだけでも、
全然違ってくるかもしれませんね☆

って言っている僕も、
時々、説明足らずで、
勘違いされてしまうことがありますが・・・汗

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