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長く生きれば生きるほど、見たくないものが増えてしまう。

今年、25歳になった。
「年齢なんてただの数字だから」というかっこいい大人の言葉をずっと信じてきたけど、正直25歳になって、身の回りの様々なことに強く焦りを感じるようになった。

「今がいちばん若いのだから」というポジティブな言葉も信じていた。

でも実際に年齢を重ねてきて、将来のことが不安になったり、必要以上にお金のことを考えてしまったり、先のことを考えるととにかく全部不安に繋がってしまい、しんどくなった。

私は年に1回くらいのペースでめちゃくちゃ最悪!な出来事が起こるのですが今年も例によって最悪な出来事が起こり(最悪!)、
生きれば生きるほど、それに比例して見たくないものがどんどん増えていってしまうじゃん!とすごく思った。

これは私の性格の問題でもあるのだけれど、嫌な思い出や傷ついた経験に紐づくモノやコトなど全てが大嫌いになってしまうし、トラウマになってしばらく見たくなくなってしまう。

最近もまた見たくないものリストを更新してしまったので、SNSで目に入って嫌な気持ちになったり、できるだけ周りを見ないように歩いたり、すごく大変。なんでこんな大変にならないといけないんだ。

なかでも、「今まで好きだったもの」が見れなくなってしまうのが、いちばん最悪。
嫌な思い出が私の中で薄れてきた頃には徐々に見れるようになってくるのだけれど、元のように手放しに好きとは言えなくなってしまうので、切ない。

「たくさん生きて、好きなものをどんどん増やしたい!」と考えられる人のほうがよっぽど素敵だし私だってそうなりたいのだけど、残念ながらまだそこまで健やかな状態でなく。
どうしても「長く生きれば生きるほど見たくないものが増えてしまう!嫌だ!」と思ってしまうのだ。

そういう気持ちって、ありますか。
私の見たくないものリスト、見せてあげたいな。
エピソードにまみれていて面白いと思う。
私からしたらまったく面白くないけど。


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