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新型コロナウィルス戦記13

このnoteは新型コロナウィルスにまだなってない方や、なったばかりの方など少しでも参考になればと思い自分なりのコロナとの戦記を記します

前回→新型コロナウィルス戦記12

退院

退院の準備も完了した。
まもなくして、主治医の先生が、病室に来てくれた。
率直に、今回の自分の危なさを聞いてみたら、10段階がマックスとして、7とかだったそうだ。結構、危ない部類と明確に言われた。
今後は、基礎疾患やメタボ体質をなくして、2回目のコロナウィルス感染にならないようにと、釘を打たれました。
また、今回アビガンを投与したようですが、その副作用の影響で、尿酸値が上がり、痛風発作のようなものが、珍しく出たそうです。改めて、自分の主治医の医師と相談しながら、生活改善をし、重症化しない体づくりを目指すようにと指南されました。

重症化しないためにやるべき事

先生曰く、年齢が若いとか関係なく、最近は重症化も増えているとのこと。当たり前だが、何も引っかかりのない、健康体であれば、コロナウィルスに押し寄せられても、自己治癒能力で、概ね回避出来る。
体のウィークポイント一つで、そこからキズに塩を練り込みされたの如く、急に弱って行くのが、コロナウィルス。
普段の健康状態を、いい状態で保つ事をベースにしていると、まずは重症化は、回避出来る。

あと、タバコを吸っている人は、重症化リスクが、高いようだ。呼吸困難に陥り、死にそうになったと、同室のB青年は言っていた。
百害あって一利なしだなと。

同室の方々への挨拶とプレゼント

一緒に、コロナウィルスとの戦を戦っている、A青年とB青年に、冷え冷えのOS1と野菜ジュースをプレゼントした。

顔はその時初めて見れたが、2人とも、かなり回復してきている雰囲気で安心した。

めちゃくちゃ、喜んでくれて、こちらも嬉しかった。
水分補給とエネルギーが、本当にいのちなので、一日も早く、治癒し、元気に退院していって欲しい。

久々の外

退院手続きを終え、退院証明書をうけとる。

看護師さんに連れられて、大荷物を手分けして、持ってもらいに病棟をエレベーターで降りる。外に出る。
光が眩しい…。
いや〜、退院したのだなと、しみじみジーンとくる。



タクシー乗り場から、送りに来てくれた看護師さん、広尾病院と、中にいる医療従事者の方に、深く、お辞儀をした。
1日に意識もうろうとして、あっという間の10日。
長いようで短い期間でした。
この前のnoteにもたくさん書きましたが、生死について、人生についても色々と考えました。
本当に濃い入院期間だったなと。
一つの、通過点を終えて、明日から生かされた有意義な時間にしていこう。

つづく→新型コロナウィルス戦記14

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