犬によくある病気2

続。【前半3つ】
■循環器系
・7歳以降の小型犬に多い「僧帽弁閉鎖不全症」
散歩を嫌がる、夜中~明け方に乾いた咳が出るのが特徴。
・老犬期に入った大型犬に多い「心筋症」
心臓の筋肉(心筋)が障害を受け、機能不全になる。
進行すると不整脈、元気消失、失神などが起こる。

■呼吸器系
・「気管虚脱」気管が強度を失い潰れることで呼吸に障害が起こる病気
「気管虚脱」が多くみられるとされる犬種
ポメラニアン、チワワ、ヨークシャー、トイプードル、ラブラドール、ゴールデン。
咳、ゼーゼーと言う呼吸音、咳の後の吐き気など。

■消化器系
・ 「胃拡張・胃捻転症候群」
大型犬に多く胃の拡張と90~360度ねじれを同時に起こす病気。
胃の中身が胃内に停滞。お腹の膨らみ、吐き気、よだれ、呼吸困難など。
過度な空気の飲み込み、食後の運動などが原因となる場合がある。
・「膵炎」
消化酵素を分泌する膵臓に、何らかの原因で負担がかかり、消化酵素が活性化。膵臓自体を「自己消化」する病気。
強い痛みを伴うため、抱っこを嫌がる、お腹を触ろうとすると威嚇するなどの変化が見られる場合がある。
嘔吐、食欲不振。

続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?