犬によくある病気3

続。【後半3つ】
■泌尿器系
・膀胱炎
膀胱・尿道へ細菌が感染することで起こり、メスに多い疾患。
排尿時に痛みを伴い、繰り返し排尿ポーズを取ることがある。尿が濁る。または血尿になる場合がある。

・慢性腎不全
腎臓の働きが徐々に低下した状態を指す。老犬ほど発生頻度が高い。
血液検査、尿検査などで見つかることが多い。
※一度機能低下した腎臓は、治療して元には戻らないので、放置すると次第に悪化する。早めの治療開始が鍵になる。

■生殖器系
・子宮蓄膿症
子宮への細菌感染により起こる。
血液、膿のような分泌物が外陰部にみられる。元気がなくなり、食欲不振、多飲多尿などが起こる。

・乳腺腫瘍
犬に多く見られる腫瘍で10歳を超えると発生率が上がる傾向にあり、50%が良性と言われている。
飼い主さんが触って発見することが多い。

■内分泌系
・甲状腺機能低下症
甲状腺は犬の気管に張り付くような形で存在していて通常は触れることができない器官。

老化によるものか、病気かは見分けが難しいことがあります。
ここでは一部を上げましたが、疑わしい時は迷わずかかりつけ医に相談することが早期治療に役立ちます。

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