高齢犬の排泄

【排泄】
高齢犬の介護の悩みで一番多いのが“排泄”の問題です。
犬が自分で起き上がり、間に合わない場合はトイレを寝床の近くに設置するといいです。
外での排泄の子は、飼い主さんが帰ってくるまで我慢していますのでフルタイム勤務の場合は家族の協力、ペットシッターへ依頼し日中排泄させることが望ましいです。

歩行が困難な犬の場合は寝床で排泄してしまうことが多くなるため、自力で排泄ができない場合、お腹を手のひらでゆっくり押す、さするなどして排尿を促します。
踏ん張りがきかず便が出ない時には、オリーブオイルなどを塗った綿棒で肛門を刺激し、便意を促します。
私も経験はありますが、加減やオイルの量など獣医師の指導を受けることをお勧めします。

そしてオムツを付けることも考えなければいけません。
ピッタリ合うものが見つからず漏れてしまう悩みをお持ちの飼い主さんが多いため、隙間をペットシーツで強化するなどの工夫もその子に合った方法で見つけていきましょう。

排泄物が身体についてしまった場合は、洗うか蒸しタオルで十分拭き取り、乾かしてください。

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