ナスと挽き肉
わたしは実家にいると毎日ごはんを自分で作る。
と言っても、毎日おなじものを食べる(たいていは)。
ナスと挽き肉を炒めて、しょうゆとみりんとごま油で味付けをして白米にのせたもの。
日によってみそ汁やとん汁がつく。
挽き肉はコストコで大量に買ったものを冷凍してあり、ナスは祖母がよく送ってくれる。
(言い忘れたけど、挽き肉は豚のもの)
今日も、昨日や一昨日とおなじように、ねこが入らないようにそっと、冷蔵庫からナスと挽き肉をとりだした。
ナスをすこし炒めたあとに、フライパンの半分をつかって挽き肉を炒める。
(調理のしかたとして正しいかどうかはわからないけど、ラクだから)
どちらにも火が通ったことを確認し、いつものようにナスと挽き肉をまぜた。
そのとき、挽き肉を炒めていた力加減でナスに触れてしまって、ナスがひとつ、ぐちゃっとなった。
木べらを使っていた。
ナスと挽き肉をみて、いろんな人が頭をよぎった。
正確には、わたしのひとつの言葉に対するいろんな人の反応を思い出した。
おなじ力加減でも、つぶれてしまう人がいる。
あしたは、ナスをつぶさずに作れるかな。
おわりかこ。
いただいたサポートで元気になって文章を書きますっ。