くっきりとした姿が見えているわけではないけど……

 先行研究なんてものは何篇読んでも足りないような気がします。私は塾の老師に尋ねました。

「研究計画書を書き上げるまでにどのくらい論文を読めばいいでしょうか?」

すると老師は答えました。

「くっきりとした姿が見えているわけではないけど、朧げながら浮かんできたんです。『100』という数字が。シルエットが浮かんできたんです」

 どうも、Pesoyamです。

 どうやら本当に論文を100篇読む必要があるらしく、そこから本当に自分の研究に近しいものを厳選していかなければいけません。探した論文のAbstract(要約)とKeywordsを読んで、なんとなく関連がありそうだな…と思ったら論文フォルダにポイ。冒頭のIntroductionとおケツのConclusionやDiscussionを読んで、要約を書いたら次の論文を読み始めます。この作業の中で自分が研究したい分野のど真ん中を射抜くような論文があったら精読します。

 また老師は、知識の海というのは英語で構成されていると言い、世界に発信されるべくして書かれた良質な論文はみな英語で書かれていると主張します。ですから、私は英語の論文をたくさん読まねばなりません。確かに、日本語で書かれた論文の数では知識の海とは言いがたく、せいぜい知識の支笏湖です。

 尻切れ蜻蛉な内容で申し訳ないです。まだ書き足りないですが、眠いので寝ます。眠い時には寝ましょう。

 

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