こんなことあるのか

noteを始めてから何度か綴っていた
妊活
パニック障害
夫の精索静脈瘤
の3点セット。

その精索静脈瘤を白黒つけるために
予約した大学病院。
予約は11月にしたのに診察は今月15日だ。
遅い、遅すぎるよ。

私は一昨年くらいから
「東京五輪は授乳しながらテレビでみるんだ」
と、よーく言っていた。目標、夢だ。
言霊になれ、とも思っていた。
しかし、夫の静脈瘤の疑いがあると
分かってから少し諦めていた。

きっと手術をして、通院を重ね、
自然に妊娠は不可能なのではないかと
最悪の事態まで想定していた。
これは後に何が起きても焦らずに
冷静を保つようにするためだ。

そんな諦めかけの私は妊活を少しだけ
放棄しようと思った。
子供は授かるものだから、焦りは禁物と
姉からも言われたし、疲れちゃったから。

だから12月は暴飲暴食したり
普段は飲まないお酒も飲んだり
ライブにも行ってみたり。


...そういえば、生理予定日過ぎたな。
まぁ、そんなことあるしな。

「ほらほら、ピンクのおりもの出て来た」
これは生理の始まりに良くある。

「あれ、もう出なくなってる」

何となく違和感あったけど、
そんなときもあるわなって思って過ごし
毎回生理の報告をしていた姉に
《それは..検査薬やりな...》と
珍しく本気のトーンで言って来たから
仕事から帰宅したトイレで検査薬をした。

いつもなら終了線が出るまでジーッと
見つめているのだが
その日は上着を脱いだり、手を洗ったり
検査薬をトイレに放置していた。
また悲しくなるからと期待してなかった。

さて、もう5分経つかな?とトイレを覗く。
そこには終了線の横に陽性の線も
クッキリと出ていた。

すぐさま姉に電話。
姉はとても喜んで舞い上がっていた。
私は喜びよりも不安が勝っていた。

姉との電話の後、母に電話。
母はいつでも冷静である。
「しっかり身体を温めて、よく食べて寝なさい」と。

で、最後に仕事中の夫に電話。
(夫よ、連絡が1番じゃなくてすまぬ)
電話越しにとってもとっても
喜んでいた。
夫は精索静脈瘤の疑いがあると診断されてから
自分の息子に自信がなくなったそうで
人生の汚点だ、とまで言っていた。
疑いが晴れたことにより心軽くなったよね。

とはいえ、まだ病院に行ってないから
きちんと先生のお墨付きを貰ってから
喜ぶことにしよう( ˘ω˘ )

つづく

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