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牡蠣養殖の先駆者「鎌島 宏文さん 典子さん」

兵庫県赤穂市坂越湾で養殖を営む鎌島さんご夫婦。

通常の牡蠣は2~3年の歳月をかけて大きくなるのですが坂越湾は波が少なく、天然記念物の生島樹林(常緑樹)と日本名水百選にも認定されている清流千種川が流れ込む為、良質の植物性プランクトンが豊富となり、
牡蠣の身が大きくぷりっとふっくらしていて風味も最高に育ちます。

坂越湾は漁場も小さく地元の皆様で綺麗に保たれているため、
通常の海の雑菌数より少なく、瀬戸内海では大変少ない生食の出荷が認められている清浄海域です。

この地で最初に牡蠣の個人養殖をはじめ、1985年にはネットでの販売を行うなど常に先進的な活動を行ってきました。

牡蠣養殖で垂下式が主流であった時代にかご養殖をを導入したのも鎌島さん。垂下式で大きく育った牡蠣を選別しカゴへと移し替えて再度養殖するなどの新しい方法を随時取り入れながらどうすればより身入りのより牡蠣ができるのかを研究される熱心な生産者さんです。


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