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現代の牡蠣のパイオニア「梅津 聡さん」

佐賀県有明で主に活動されている生産者さん。

佐賀県有明は三方より河川が流れ込み、ムツゴロウや竹崎ガニなど多様な生物が生息する栄養豊富な場所。

2010年ころより牡蠣の養殖に興味を持ち、独学で養殖の知識を得て2013年から本格的に牡蠣養殖を開始。

海外の技術や器具を日本でのカキ養殖に合わせて改良したり、新たな種苗の開発を行ったり日々牡蠣の品質向上の取り組みをしています。

中でも新たな養殖方法が「移動養殖」

牡蠣養殖は餌・栄養分・波・水深・風などの様々な要素で味や形状が異なります。そのため様々な場所の特色を活かし育成地を移動させることにより品質・形状をより良い牡蠣に仕上げようと計画・試行されています。

有明海で養殖されている牡蠣のほとんどが宮城県原産の真牡蠣種。梅津さんは100%有明生まれの牡蠣の養殖を行っており、真牡蠣のみならず、シカメカキやスミノエカキ等養殖の難しい品種の育成に余念がありません。

ブランド牡蠣は15種類に渡り、味も計上も多様であり、ニーズに合ったカキを手間をかけて丁寧に手作りされています。

また、牡蠣への安全対策にも力を注いでおり、最も厳しい安全基準を設け、菌やウイルス対策の検査も行っており、「安全で美味しい牡蠣」を食べてもらう為に最先端の技術や機器を導入・活用し品質向上に取り込んでいらっしゃいます。

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