体験して恐ろしさが解る、高値掴み一括投資の厄介なデメリットと対策
どうも、投資歴4年目でヘマをして、自分コーチングに勤しんでるいぬです。
先週SOXLを100万ちょいを高値掴みしました。
それが総資産の30分の1でも、チキンな私は自分のやってしまった失敗を把握して頭に冷や汗をかいています。
大底の一括投資は以下のチェックリストを観て間違った投資タイミングを回避できます。
市場は強欲でないか?
強欲な時は市場は割高なので、様子見で額を減らした積み立て投資で十分である。
米国株の選挙年アノマリー的に危険な週・月でないか?
米国株の選挙年アノマリーはどの年も80%くらい当たって株価はそれを織り込んだ動きをするのでアノマリーを信じて先回りしたり、待ったりしたほうがおいしい結果につながる。
下がりきってない危うい月であれば積み立てだけで一括はしないで待つ
ちゃんと限度額制限と、指値限度額を設けているか?
市場が高値の時にフルインベストにしようとするは自殺行為なので一回の一括の限度額を10万以下、指値XUSD下回ったらなど決めて待った買い方をすること。
上が守れなかったミーが体験した一括投資のデメリットを書き記そうと思います。
高値掴み一括投資のデメリット1:明日の株価を観るのが怖くなる、メンタルに応える
人間は同じ金額でも得したときより損失したときのほうが3倍ダメージが働くプロスペクト理論がある。
これを解っていないと感情に結構支配される。
積み立て投資レベルでは株価が下がっても、「持ち直しの時に得できる。」とポジティブに投資しやすいですが、自分が選んだタイミングでリスク許容を超えた一括投資をするとその記憶が残って、その後の下落暴落のニュースや事実に動揺してしまいます。
特に大きく買った直後の暴落は自分の選択を否定された感覚になったり、実際自分の否定材料の情報を集めてしまいがちになります。
買う前から、上がった時、下がった時の対策を考えつつもある程度の諦めや損切りラインを決めて計画を実行するのが大事です。
高値掴み一括投資のデメリット2:安く購入できる機会を失う
高値掴みは感情面だけでなく論理的にも機会損失が発生してしまう。
過去に最も優秀だったNASDAQ100指数連動ファンドへの投資ですら、
2000年のドットコムバブルのピークで一括投資していたら、回復するのに15年待たないといけなかった。
流石に15年回復するまで持ち続ける人も少ないと思うが、持ってる間はその資金で他のものも買えず大きな機会損失を発生させることになる。
近年、Just Keep Buyingやサイコロジーオブマネーのような株の長期買持の重要性を説いている書籍が出ているが、高値掴みはこれらのメリットを相殺し、資産拡大の勢いを失わせる弱点を秘めているので注意が必要です。
ウォーレンバフェットの名言はこれらのミスを避けるためのファンダメンタルな名言として常に忘れないでいるべきだ。
高値掴み一括投資してしまったときの対策:
全て or 許容範囲まで損切りを行う:
うっかりした一括投資の早急な対策としては、早めにリスク許容範囲内に収まるレベルで損切りして、指値等で処分してしまうこと。
様子を見てからのナンピン買い:
増資が可能な状況であれば割安になってからのナンピン買いで、安くなった株の買い増しをすることで取得額を平均化して下げることが出来ます。
持ち直した時がポジションを減らすには良いチャンスになります。
ミーの考えるメンタル安定投資への移行計画
目的別口座の用意:
今、しかたなくSBIで外貨建て口座で米国株を買っていますが、
メインの資産形成は円建ての投信での運用なので、タイミングを重視した米国個別銘柄や投信で出来ないレバレッジETFは楽天の別口座で運用したい。
飽きたら、辞められるのが理想。
ハイレバ・個別株のような高リスクへの投資はポートフォリオの20%以下にする:
運用方針は、「儲けてやろう」よりも「損しないし、放置できる」を重視。
低リスクの高配当、中リスクのインデックス投資で、80%を固めてレバレッジ系を制限できるのが理想。
レバレッジ系は上げ相場に強くても下げ相場にめっぽう弱いので、
年に1度か2度の大底での投資時まで辛抱する力が重要になってくる。
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