健康はどう測る?

 自分が健康か?主観でなく、客観的に判断するのは難しいです。自分は健康と思っていても、ガンなどの重大な病気が身体をむしばんでいると、もはや健康とは言えません。定期的に健康診断を受けて、自分の健康状態を客観的にチェックすることは重要です。自分自身の経験では、45歳ぐらいまでは、健康診断で異常が見つかることは全くなかったです。しかし、45歳を超えると、BMIや腹囲等には異常が無くても、血液検査で経過観察となる項目が増えました。つまり、主観的には気がつきませんが、客観的には健康と言えない状況になりました。

 最初は肝臓機能に関わる数値に異常が発生したと思います。よくよく考えると毎晩のように飲み歩いていました。でも、お酒を飲む回数を減らすとすぐに効果が出て正常に戻りました。次は血糖値です。空腹時血糖は問題ないものの、HbA1cの数値がなかなか基準値に収まらず、昨年、ようやく基準値に戻りました。高脂血に関わる悪玉コレステロールや腎機能のクレアチニンは、今も格闘を続けています。幸いタバコは吸わないので、肺機能には問題がないようですし、血圧も正常値です。

 自分自身では、健康と胸を張って言える状況でないことは承知の上、健康には気を使い、運動も定期的に取組んでいますが、一点の曇りもなく晴れ晴れしい気持ちでいれるほどではありません。医者の友達には、便の検査だけでなく、大腸の内視鏡検査も受けた方がいいと勧められ、つくづく健康管理の奥深さを感じている次第です。

 健康診断で、客観的に自分の健康状態を測り、異常値となっているものは、次の健康診断では、正常値に戻す目標を立てて、身体をいたわりながら、少しずつ改善を続けるようにしています。そのまず最初の一歩は、健康診断などで、自分の健康状態を客観的に測ることです。

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