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高校教師と情報セキュリティ部門のダブルワーク #転職者インタビュー

Q1:入社年月・現在の業務について自己紹介をお願いします。
2022年6月からこちらで勤務しています。
入社以来所属している部署はグループIT本部 情報セキュリティ部 情報管理室(セキュリティガバナンス室兼務)という組織で、自社およびグループ全体の情報セキュリティ施策のうち、おもに規程や事故対応などマネジメント領域を担う部署です。
その中でエキスパートとして、事故対応やプロセスの改善、規程類の見直しに加え、室メンバーが担当する案件に対する専門知識の提供やメンバーの研修に取り組んでいます。

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Q2:これまでの経歴と、パーソルへ転職を決めた理由を教えてください。
メーカーの情報システム部で新卒社会人生活をはじめました。
その後、ITに対してより深くコミットすべくメーカー系ISPに転職し、約20年強勤務してきました。大規模な自社コールセンターで利用するオンプレミスのシステム開発や運用に携わったのち、全社の情報セキュリティや個人情報保護を担当する部署に異動し、BS7799-2(現ISO27001)の認証にチャレンジした頃から、情報セキュリティに軸足を置いてきました。その後、社内情報システムを担当する部署のたちあげやSAPの導入プロジェクトを経て、最終的にはコールセンターの管理をする部署にて勤務しました。
だいたい半分が情報セキュリティで、残りの半分がシステム開発や運用、コールセンターの管理といった感じです。
現在50歳を超えたのですが、数年前から残りの人生の過ごし方について考えるようになりました。そんな中、社会に出る前の教育が情報セキュリティには大事だろうと考えていたことと、子供が通う学校の校長から、情報科の教師が足りないことを聞き、一念発起し、会社員の傍ら通信制大学に通い、教員免許を取得することにしました。二年間集中して単位を取り切り、無事に免許を取得することができました。
現状に即した知識や経験を積み重ねることを重視しており、免許取得後も会社員は継続し、複業として非常勤の教職につきたいと考えていました。そのため、複業を認めていなかった通信会社を退職し、途中、ISMSの審査員を経て、パーソルホールディングスに出会いました。
会社員をしながら非常勤での高校教師をやりたいという、雇用する会社にとっては何もメリットがなさそうな条件であったのですが、そのスタンスにも共感いただけ、面談でお話した上司となる方々のお人柄も決め手となり、入社を決めました。

リモートワークの癒し

Q3:入社後に感じているギャップはありますか?
<ポジティブ>

働き方の多様性を自然に受け入れているところが驚きました。以前所属していた会社も自由だと感じていましたが、こちらはフルリモートで勤務することも可能で、中には遠隔地から勤務している方もいます。ほとんどの業務がパソコン上で完結することが可能です。リモート勤務するための環境は整っています。出社しても座席の多くはフリーアドレスです。
 
<ネガティブ>
入社前は、これだけ規模が大きな会社なのでIT面でもある程度形になっているものだろうと思っていましたが、多数の会社が集まって構成された企業群という会社の成り立ちもあるせいか、業務システムやプロセスについては、まだまだ改善の余地がありそうに見えます。
そういう面で僕たち中途採用組が力を発揮でき、また、それを望まれているのだろうと考えています。

Q4:フルリモート環境で入社した時の感想と、慣れるコツがあれば教えてください。
直近の前職はISMS審査員であったため、直接人と会わない仕事の仕方については特に違和感はありませんでしたが、現在はチームで仕事をしていますので、やはり横の連携は重要だと思っています。
会社にはメールはもちろん、Teamsを中心としたコラボツール、あとは仮想オフィスのようなツールも用意されており、業務の進行には支障がないようになっています。
とはいえ、ここぞという時は対面で言葉を交わすのが効果的だろうと僕自身は思っていますので、リモートと出社を適宜組みわせて勤務しています。
対面で会ったことがない人にチャットするときは少し躊躇しますが、一度話しかけてみれば、皆さんに親切に対応いただけます。

Q5:今後挑戦したいことはありますか?
会社の競争力の源泉に直結しないような部分については、社内の仕組みをシンプルにすることを進めていきたいと考えています。セキュリティを考えても、いろいろな例外が存在したり、仕組みが複雑であることは望ましいことではありませんので。
また、学校における課題をパーソルのグループのリソースを使って改善できるような仕組みを作れないか。学校ではこまごました業務やそのプロセスにおいて教師の負担が大きくなっています。ITが苦手な方もまだ多いように見えます。そこを改善することで、教師の負担を軽減し、本来業務の教育活動に注力できるようならないか、そんなことを考えています。きっとパーソルグループにはそれらを解決するリソースがあるのではないかと考えています。
そのためにも、パーソルでの業務も視座を高め、教職でも視野を広げていき、二足の草鞋がそれぞれの環境によい影響を与えるように努めていきたいと考えてます。

※所属組織や業務内容は2023年1月時点のものです。

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