∮1　「Books & Drinks Persimmon」

Books & Drinks Persimmon

「自分のお店を構えたい！」

そう思った日はいつだったのか、僕はもうよく覚えていない。

それは大学生の頃に住んでいた4畳半の部屋で、将来のことを考えていた時かもしれない。はたまた、社会人になって初めてBARに連れていったもらった時なのかもしれない。もしくは、小さい頃から実家のお寿司屋で手伝いをしていたからなのかもしれない。

あるいは、そういった経験の積み重ねで辿り着いたのかもしれない。

自分でお店を構えようと思ったきっかけは何にせよ、僕は2023年の5月に、金沢市の柿木畠(かきのきばたけ)という下町で、「Books & Drinks Persimmon」というお店をオープンすることにした。

僕が憧れた「自分のお店を構える」とは、一体何だったのか。それを突き止めるために、「Books & Cafe Persimmon」の日々を綴っていくマガジンを書こうと思う。

ちなみに、お店の名前の由来はというと。Persimmonとは日本語にすると「柿」で、柿木畠という地名からそのまま拝借した。Books & Drinksは、その名の通り「本と飲み物」ということで、本と飲み物をメインコンテンツにしようと思っている。初めは、BookcafeとかBookBarと付けようかと思ったけれど、コーヒーやお酒、さらにいうなら「食」にあまり興味がない僕が、CafeやBarを名乗るのは烏滸がましいなと思ったから、Books & Drinksという名前にした。日本では馴染みがないけれど、海外ではあったりするらしい。

（追記：分かりづらいというご意見をいただいたので、Bookcafeに変更しました笑）

ブックカフェを始めると言うと、家族や友人などの周りの人からは、

「食に興味がないのに、なんでカフェをやるの？？」
「君にはカフェのセンスがない」
「自分のお金使ってまでやる必要あるの？」

などと散々の言われようだった。確かにその通りなんだけど、僕自身は「やりたい！」と感じてしまったので、その気持ちを信じてあげようと思う。

資金がショートして半年で閉業…。

なんてことになるかもしれない。

もしそうなったらそうなったで、そこから何かを学んで、次に繋げたいと思う。とはいえ、自分がやりたいと思って始めたことなので、とにかくがむしゃらにやってみて、できるところまでやり尽くそうと思う。

このnoteは、週1回以上更新していく予定なので、1日の隙間時間にお楽しみいただけたら嬉しいです。

それでは、よい1日を。

今日のおすすめ

新版　ずっとやりたかったことを、やりなさい。

今日のおすすめ本は、ジュリア・キャメロンさんの「ずっとやりたかったことを、やりなさい」です！

誰でもアーティストになれるという考えの著者が、アーティストになるための方法を実践形式で書いている本です。実際に僕も、この本に載っている「モーニングノート」なるものを毎朝書いているのですが、少しづつ自分が変わってきているような感覚があります。誰でもアーティストになれるかは分かりませんが、やりたいことが見つからない人や、やりたいことがあるけれど、なかなか始められない人におすすめです。

YouTubeで、中田敦彦さんや岡田斗司夫さんも紹介しているので、そちらをご覧いただいても楽しめるかと思います！