20230210まで

・日記をしばらく書いていなかったので1週間分くらいのことを書く。1週間なにがあったわけでもないけど。

・腰痛がだいぶ良くなった。もう完治と言ってもいい。コルセットって初めて巻いたけどこれがよかった。姿勢もよくなった気がして一石二鳥。転んでもただは起きない。

・ヘッドホン買った。左右分離型のイヤホンを落としておかしくしてしまったので。あんな小さいイヤホンを一度もなくさずにいられたことは奇跡に近いことだと思う。おかしくしたといっても壊れたわけではなくて何回かに1回、左耳の接続が悪くなる。たぶん右耳が親機で左耳が子機なんだろう。知らないけど。とにかくそういうわけでヘッドホンを買った。左右分離して小さいから落とす危険があるのだと、ならば大きくてくっついているやつを買えばいいじゃないかと、そういう話になる。有線イヤホンは私のスマホだとイヤホンジャックがなくて使えないので選択肢から外れた。じゃあもう無線接続のヘッドホンしかない。でもできるだけ小さいヘッドホンがいい。

・偽物が大量に出回っていることでお馴染み、Marshallのヘッドホンを買った。公式サイトで買うのがいい。ノイキャンは付いていない。スマホアプリもないので気の利いたイコライザ変更はできない。でもかなりちょうどいい感じの装着感で、耳を覆うタイプではなく耳に乗せるタイプなので眼鏡ともそこまで干渉しない。音質もさほど拘りのない人間からしてみれば何も問題はない。ベースとドラムがよく聞こえる。耳に刺さる感じもなくバランスがいい聞こえ方だと思う。充電の持ちは80時間。1日断続的に2~3時間くらいは使うとしても1ヵ月弱は充電せずに使えることになる。持ち運びやすいサイズ感も悪くない。あと操作が右側のレバー1つで完結するのが便利。あっちこっちにボタンがある操作体系のイヤホンなりヘッドホンのまあ多いこと多いこと。

・坂本裕二脚本『花束みたいな恋をした』を久々に見た。前半の怒涛の固有名詞ラッシュを抜けたらやっぱりかなり面白いんだよな。怒涛の固有名詞ラッシュを踏まえないと面白くならない映画でもある。『宝石の国』を二人で読んで泣くって謎のディティールは何だったんだ。絹ちゃんのラーメンブログもどうなったんだ。「さわやか」のハンバーグは一緒に食べられなかったかもしれないけど本当は近場の美味いラーメン屋にいくべきだったんじゃないか。何かそういう話の逆を坂本裕二は『カルテット』でもしていた。遠くにいい感じのカフェがあるけどいっつも近場のチェーンに行ってしまうみたいな話。この2人は家選びしかりあえて遠くの方/メジャーから距離のあるところを選ぶ生き方をしたい人たちだからそれも難しかったのかもしれないけど。でも宝石の国の話を覚えてなくてもゴールデンカムイの続きに興味がなくなっても近所のラーメンは美味かったかもしれないよな。麦くんのラーメンに対する興味は全然描かれないのでそんなことなかったのかもしれないけど。とはいえそのような共通する/しない趣味の区分のことを思うと、やっぱり自分のテリトリーというか趣味というかをすごく大事にする/したい/したかったこの人間二人が寝室+リビングだけの間取りに一緒に住むことは無理だったんじゃないかな。2LDKだったら話が違ったんじゃないかと思う。自分の部屋で考えをまとめてリビングで話すみたいなことができたらどうだったんだろうか。最初からそんな風な家を借りられるだけの十分な金があればそのまま生きていけたのか。麦くんは最後までホワイトデニムを履かなかったね。単に元から好みじゃなかったのかもしれないが、そういうところを貫徹したというのはやっぱり最初の時間が輝かしいものだったからなんだろうな。でも「そういうスキンシップは頻繁にしたい方」ってのは忘れてたっぽい? これはどっちとも取れる気がする。いや、わざわざ思い出したようにセックスのシーンがあったということはたぶん忘れてたことを示しているんだろうな。

以上

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