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せどりとは?(有料部分は悪口)

本来の意味

辞書的意味「せどり」

同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)

古本業界での用語「せどり」

掘り出し物を第三者に販売して利鞘を稼ぐ

元々の意味でさえ

昔、リサイクルショップを経営する親戚が茶道家から受け取った茶道具諸々を専門のオークションに出品し、トータル数十万円で売れて自慢していたことがあります。
このオークションに参加している骨董品屋は一つ数十万円以上のものしか扱わないようなお店なので、それらは合わせて数百万円で売られることになります。

これを先程の「せどり」の意味に照らし合わせると、

オークション屋さんが辞書的意味の「せどり」
骨董品屋が古本業界の用語の「せどり」

になりますね。

親戚は「綺麗な布でも敷けばもっと高く売れるよ」という母の意見に対して、「私はそんな者ではない!」と激昂していました。
骨董品屋の目利きを信頼しているものの、自身の愚直な仕事のスタイルにも誇りを持っていたのだと思います。

「せどり」に対するもやっとした思いは元々同業者にもあったというエピソードでした。

ネットに横行する「せどり」とは

現在、SNSや個人売買サイトで横行する「せどり」が何をしているのかはよく分かりません。

「せどり」のコツをお教えします

という人たちは無料でコツを教えてくれません。

ただ、同時によく使われている用語から察することはできましたので紹介します。

再現性
テキストデータをコピーして売ってるのではないかと思います。

仕入/在庫
商品をまとめ買いして売りさばいているようです。

メルカリがめんどくさい
やはり個人販売をすることが多いようです。他のサイトの会員代やメルカリ自動出品などの代行サービスも売っているのかもしれません。

核心は隠されていて、潜入捜査でもしなければ、内情はわかりません。

後記

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