#5.充実した大学生活


また恒例の夏の合宿です。スタジオの合間にみんなでドッジボールをして遊んでいて、ジャンプシュートしようとしたら右足を思い切り捻りました。激痛でしばらく立てず、腫れや内出血もありました。スラムダンクのゴリのような状態になりました。
まだ合宿初日にも関わらず、怪我をしてしまいだいぶへこみました。アイシングしながら様子を見ました。
今回、3バンド組みましたが、毎度合宿のスタジオスケジュールというのはかけもちが多い人だとかなり大変です。1日12時間くらいスタジオに入る人もいます。深夜だろうと寝不足だろうと関係ありません。もはや修行です。楽しいから良いのですが、若くないとできないですね。
その3つのバンドは、

1.みやもん(ほぼオリジナル曲)
2.オアシスのコピバン
3.ミッシェルガンエレファントのコピバン

です。
みやもんは4人そろっているので、オリジナル曲を中心に練習しました。ネタとして反町隆史さんのPoisonをそれぞれ楽器チェンジさせてドラマーに歌わせたらかなりウケました。自分で作った曲「アニマル」も披露し調子に乗り、右足の調子悪いのに飛び跳ねて演奏してしまいました。

オアシスは今回女性ボーカルとしてカバーしました。キーを変えてあげたら良かったのですが原曲キーで歌ってくれました。ロックを歌える女性は本当にカッコ良いと思います。

ミッシェルはギターのハマがボーカルとして、ギターはイカが担当しました。難しい曲をやったので撃沈しました。

負傷した右足は内出血が出始めて少し痛みあったので、もしかしたら歩けなくなるんじゃと心配になりました。

友達もペンパルズやったり、ミサイガやったりカッコ良いバンドたくさん見れました。

無事、合宿が終わり、すぐに整形外科を受診しました。レントゲンで骨は異常なし?で湿布と弾力包帯だけの処置になりました。
※この時から10年以上経った後に超音波エコーセミナーで右足を調べたら小さな骨片がある?と言われて、あれ?あの時もしかして骨折してたのか?と笑い話になりました。
結局、右足を怪我をしたのでコンサートスタッフのバイトも辞めました。

秋は街角ライブの定期演奏によく出るようになりました。ぶっちゃけ演奏者が足りてないのです。アコースティックな曲の方が望ましいのにド派手な曲ばかりやってよくクレームきました。

この頃はピロウズやジュディマリバンドなどのバンドを組んだりもしました。
みやもんはもうオリジナル曲中心に活動していきました。サークル内でもオリジナル曲をやってるバンドは二組くらいで周りからは良い扱いを受けました。

秋も冬もひたすらバンドに明け暮れましたが、大学の単位はちゃんと取っていました。そしてそろそろ就活の時期にさしかかってきます。正直何の仕事したいとか、全くわかりませんでした。漠然とした不安はありました。

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