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旬を迎える食材

食材が旬を迎える。
日常に思えるけど、その時を今か今かと待つ人も
料理する人と生産者と消費者、各々の思いがあって輝くものだと、手に入った食材を見ていつも思います。

スイーツを主に作る私にとっては、このサイクルを、いちごの旬を迎えて、次々と食材の旬を迎え、一巡していちごで終わる。そんな風に例えています。

もちろん、フルーツだけではありません。

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最近では、クロダマルという黒豆の栽培を眺めて、食材の収穫を待っています。

先日は、このクロダマルを栽培している生産者さんたちとの撮影で、食材を生産者から私たち料理家に、そして消費者へ。そのルーティンを感じ取れる仕事に触れることが出来るとに喜びを感じて、日々動き回る。

土に触れて

食と農家との架け橋として、食材に色をつける役目として、私のような存在があると思っているのですが、その私が時には生産者と一緒に土を触り、育ての親になることもある。

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生産者さんと料理家とそして、それを伝える人。

色々な形が重なって、ひとつの物語と作物が出来る。今では主流とも言える農業のルーティンかもしれません。

単にスイーツを作るだけでなく、作物を作るところから触れて、1番のタイミングで収穫して、すぐ使う。1番美味しい時にスイーツにする。

その繰り返しが日々続いています。





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