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ラ・リーガ 第35節 アトレティコ レアル・マドリー 徹底レビュー

¡Hola a todos! Soy Sean.(こんにちは!ショーンです!)

今回は現地時間5月8日 21:00キックオフの『アトレティコvsレアル・マドリー』の深掘りレビューをしていきます! 


細かく、忖度なしで斬り込んでいきますので最後までお楽しみください!


長くなるのでトピックごとに分けておきますので、気になる項目だけでも読んでいただけると助かります!!


①はじめに…

今回僕はリアルタイムはミュートで見て、その後DAZNで実況、解説をつけて計2回フルタイムで見ました。


今回のゲームのキャッチコピーは


         『アトレティコにとっては背水の陣で臨む、首都決戦デルビ・マドリレーニョ










②今回のゲームのに向けての見どころ、欠場選手


・4位アトレティコと、前節優勝を決めたマドリーの対決!

・リーグ戦では、ここ11試合アトレティコはマドリー相手に勝利なし。

・優勝を決めたマドリーはベストメンバー&モチベーションで臨んでくるのか!(CLファイナルを残す為!)

・パシージョ問題(おそらく作らない!)

・欠場選手

☆アトレティコ

フェリックス、ルマール、エルモーソ

※前節イエローを受け、今節出場停止予定だったヘイニルドは、イエロー取り消され出場可能に!!



☆レアル・マドリー

アラバ、アザール、マルセロ、ベイル、イスコ、セバージョス、ミゲル、マリアーノ













③両チームのスタメン予想と実際のスタメン

☆アトレティコ

・システムのベースは4-4-2で、攻撃時は3-1-4-2
・サヴィッチがスタメンに復帰!
・前節少しの出場だったクーニャ、コケ、ヴルサリコもスタメンに!!


☆レアル・マドリー

・システムはいつも通りの4-3-3
・優勝が決まり、大幅なメンバー変更!
・ルニンは、今シーズンのラ・リーガ初出場!!
・当初先発予定だったマリアーノがアップ中に怪我をして、急遽ヨヴィッチがスタメンに!!












④選手個々の点数と評価(10点満点)

☆アトレティコ

《スタメン》

GK
オブラク(8.0)
・バルベルデのミドルやアセンシオのFK含め、計6本のセーブでチームの勝利に大きく貢献した!
・ただビルドアップに関しては、ロングフィードもショートパスも成功率は低かった。




DF
ヴルサリコ(7.5)
・スペースが空いていたので、割と自由にボール保持できた!
・守備面でもジョレンテと挟み込み、ボール奪取も度々見られた!
・クロスやロングボールの質に関しては、改善が必要。


サヴィッチ(7.0)
・シュートブロックやビルドアップのパスは流石だった!
・ただ、危険なファウルや簡単に抜かれる場面があり、退場にならなくて良かったくらい。


ホセ・マリア・ヒメーネス(6.5)
・ショートパスや守備のカバーでは安定感を見せた!
・ただ前節同様、守備面での対人の不安定さは否めない。


ヘイニルド(7.5)→【73分、フェリペ】
・インターセプトや、アセンシオのシュートブロック含め、守備面で負ける部分はほぼほぼなかった!
・カラスコにつけるパスにも安定感があり、ロングボールもミスがなかった!!




MF
マルコス・ジョレンテ(8.0)
・前線がコレアだったため、スペースが空いていて、すごくプレーしやすそうだった!
・守備時は中に絞り、攻撃時はポケットを取ったり、ダイアゴナルで走ったりと大きく勝利に貢献した!!


コケ(7.5)
・寄せの部分やボール奪取、中盤の中継役として前線にも絡んで、チャンスメイクした!
・ただクロスやタックルではあまり勝機を見出せず、思うような形にはならなかった。


コンドグビア(8.5)
・ボール奪取、配給含めてカラスコと並んでMOM候補の活躍!
・特にタックルは全て成功させ、マドリーのチャンスをことごとく潰した!!


カラスコ(8.5)⭐️MOM⭐️→【94分、レナン・ロディ】
・ドリブル突破、クロス、チャンス演出全てにおいて、攻撃を引っ張った!
・守備のタスクもしっかりこなし、バスケスには攻撃面でも守備面においても仕事をさせなかった!!




FW
アンヘル・コレア(6.0)→【46分、グリーズマン】
・ジョレンテにスペースを与えたり、右に開いてのチャンス演出は良かった!
・ただシュートを打つ場面は少なく、折角のビッグチャンスも外してしまった。


クーニャ(7.5)→【89分、デ・ポール】
・PKを獲得したシーンの裏抜け、ファウルのもらい方は、さすが南米選手!と言ったプレーだった!

・守備面でも、コレアと組んでのハイプレスはマドリーのバックラインを苦しめた!!






《サブ》

グリーズマン(8.0)←【46分、アンヘル・コレア】
・途中投入ながら、右に開いたり、チャンス演出したり、ミドルシュートを放ったりと、流石のポテンシャルを発揮した!!


フェリペ(7.0)←【73分、ヘイニルド】
・正確なロングボールとパスは成功率まさかの100%!


デ・ポール(ー)←【89分、クーニャ】
・出場時間が短かった為コメントなし


レナン・ロディ(ー)←【94分、カラスコ】
・出場時間が短かった為コメントなし







☆レアル・マドリー

《スタメン》

GK
ルニン(7.5)
・ロングボールとパス共に、成功率90%以上を叩き出し、安定感は素晴らしかった!
・前半頭に、少し危険なパンチングはあったものの、クロス対応やシュート対応は総じて良かった!!




DF
ルーカス・バスケス(6.5)
・前線のアセンシオへのパスやドリブルは素晴らしかった!
・ただカラスコの対応には苦労し、クロスも一度も成功しなかった。


ミリトン(6.5)→【68分、メンディー】
・中々ロングボールも通らず、ボール奪取の場面もなかった。
・得意の前線に上がってのヘッドも影を潜め、存在感自体も薄かった。


バジェホ(6.5)
・ミリトン同様パスミスが目立ち、相手にチャンスを度々与えてしまった。
・ペナルティの場面は不運だったが、もう少し良い対応が欲しかった。


ナチョ(8.0)
・守備面でも一人違いを見せ、バジェホのカバー、タックル含め素晴らしかった!
・ビルドアップでもパスコースない時に、自分でドリブルで持ち出したり、持ち前の器用さを披露した!!




MF
カゼミロ(6.0)→【61分、バルベルデ】
・空中デュエルの強さは流石だが、対人では珍しく簡単に抜かれる場面があった。
・もう少し前でプレーして、ミドルシュートを見たかった。


カマヴィンガ(6.5)
・ロングボールや勢いのあるタックル、中盤で時々リーダーシップを発揮して、中継役になっていた時はモドリッチを感じさせた!!
・ただイージーなパスミスが多く、時にはピンチになる場面もあった。


クロース(6.5)→【68分、モドリッチ】
・バックラインでつまっているときに、バジェホのポジションに入り、ビルドアップを活性化させた!!
・ただあまり目立たず、マドリーのチャンス演出はできなかった。




FW
アセンシオ(6.5)
・ロングボールが来ないときに、中盤に降りて展開したり、ドリブルで突破を試みる場面はチームを助けた!!
・カマヴィンガ同様、パスミスが目立ち、守備陣は少し大変だった。


ヨヴィッチ(5.5)→【61分、ヴィニシウス】
・背後へのランニングもなく、前線から降りてきても特に… 味方からのパスへの反応もパッとせず、前半は消えていた。
・後半、調子は少し上がってきたが、シュートチャンスもサヴィッチに阻まれ得点ならず…

ロドリゴ(6.5)
・アセンシオ同様、中盤に降りてきたりして、チャンスシーンを伺おうとはしていた!
・ただ、前を向いてのプレーやスピードに乗ってのプレーなど、得意の形は中々作れなかった。








《サブ》

ヴィニシウス(6.5)←【61分、ヨヴィッチ】
・後半最後に突破のチャンスはあったが、持ち前のドリブルは見られなかった。


バルベルデ(7.0)←【61分、カゼミロ】
・強烈なミドル3本でアトレティコゴールを脅かした上に、デュエルでも持ち前の強さを発揮した!


メンディー(6.5)←【68分、ミリトン】
・特に目立つ場面はなく、得意のクロスやオーバーラップは見られなかった。


モドリッチ(6.5)←【68分、クロース】
・チャンスは作ったが、パス成功率は低く、良さはそこまで見られなかった。












⑤レフェリーの評価

主審:ソト・グラード
VAR:フアン・マルティネス・ムヌエラ


中々、笛を鳴らさずゲームを途絶えさせない点は良かったと思う!

ただ、判定については、両チームとも決定的な場面でのミスが多く、少し残念だった。

例えば、5分のナチョの突破に対するサヴィッチにイエローが出なかったり、12分にカラスコを引っ張ったバスケスにファウルなかったり…

特に言いたいのは、ペナルティの場面だ!

2人で後ろから挟んでいて印象が悪いのは分かるが、クーニャが倒された後にバジェホが足を踏んでいた。

VARも入れているのに、なぜあのような判定なったのか、疑問だ!














⑥今回のベストプレー

前半4分、34分、後半24分、コンドグビアのボール奪取!

ボール奪取は、対人スキルが高いだけでは決して奪えない。 

予測・準備・タイミングの全てがあったときに起こるプレーである! 

この試合通してコンドグビアは相手のチャンスの芽を摘み取り、守備ポテンシャルの高さを見せた!! 

前節と比べると、やはりコンドグビアはドブレピボーテの時に良さを発揮するのだろう。

バレンシア時代もドブレピボーテだった訳で、今後シメオネが今日のゲームで良い感覚を持っていれば、元の4-4-2でのアトレティコが見えるかもしれない!

そしてコンドグビア以外にもこのシステムにしてカラスコ、ジョレンテは特に影響を受けた!

伸び伸びプレーしていたし、何より2人のストロングポイントが出たゲーム!


今後アトレティコのシステムの使い分けに注目だ!!














⑦今回のゲームのまとめ

☆アトレティコ

・ワンダで勝てたことは、めちゃくちゃ大きい!!
・ただ内容、相手のメンバー考えると1点しか取れなかったのは、現状の厳しさを物語っていた。

☆レアル・マドリー

・全体的にターンオーバーを使って臨んだため、フィットするまでに時間がかかり、前半は珍しくパスミスが目立った。
・後半になり、徐々に相手コートに押し込んでいったが、中々思うようなチャンスはできなかった。














⑧最後に

¡Gracias por leer!(読んでくれてありがとう!)


¡Seguiremos cubriendo el fútbol español!(これからもスペインサッカーについて取り上げていきます!)



『Hasta luego』(またね!)




☆筆者Twitter

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2022.5.9 ショーン

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