ラ・リーガ 第30節 バルサvsセビージャ 徹底レビュー

みなさん、こんにちは。ショーンです。

今回は現地時間4月2日 21:00キックオフの『バルサvsセビージャ』の深掘りレビューをしていきます! 


細かく、忖度なしで斬り込んでいきますので最後までお楽しみください!


長くなるのでトピックごとに分けておきますので、気になる項目だけでも読んでいただけると助かります!!


【トピック】


①はじめに…

②今回のゲームのに向けての見どころ、欠場選手

③両チームの予想スタメンと実際のスタメン

④選手個々の点数と評価

⑤レフェリーの評価

⑥今回のベストプレー

⑦今回のゲームのまとめ

⑧最後に





①はじめに…

今回僕はリアルタイムはミュートで見て、その後DAZNで実況、解説をつけて計2回フルタイムで見ました。

今回のゲームのキャッチコピーは


『優勝戦線に生き残りをかけた大一番』




②今回のゲームのに向けての見どころ、欠場選手


・2位セビージャと3位バルサの直接対決

・勝ち点差3(バルサ1試合未消化)

・リーグ戦前半戦での対戦では1−1のドロー

・バルサホームでの戦績は、ここ17試合でバルサの15勝2分

・リーガ3番目の得点数(バルサ)とリーガ最小失点(セビージャ)

・セビージャからレンタル中のルーク・デヨング!

・アウベス、ラキティッチ、ムニル、ラングレは古巣相手!

・欠場選手

☆バルサ

セルジロベルト、デスト、ニコ、ルーク、ウンティティ

※フレンキーはイエロー5枚貰ってますが、カディス戦でダブルイエローで退場してるので、1枚はカウントされてないので出場可能!(現時点、累積4枚の状態)


☆セビージャ

パプゴメス、アクーニャ、スソ、ディレイニー、フェルナンド、オリベル




③両チームのスタメン予想と実際のスタメン

☆バルサ(ホーム)
・スタメンは予想通り!
・ダニ、アルバのデンベレとフェランとのポジションローテは良かった気が!!


☆セビージャ(アウェイ)
・システムは4-3-3ではなく4-2-3-1
・前線中央は、エン・ネシリでもラファ・ミルでもなくマルシャル!
・ラメラ、レキクは久々の先発!





④選手個々の点数と評価(10点満点)
☆バルサ

《スタメン》
GK
テア・シュテーゲン(8.5)
・終了間際の自分のパンチングミスはしっかり責任を取った!
・そこまで、シュートを打たれず目立つプレーはそこまで…


DF
ダニ・アウベス(7.5)
・相手が後ろ向いている時の対応は素晴らしかった!
・ただ、年齢もあるが、オカンポスの対人や軽率な飛び込みはとてもワールドクラスの選手とは思えない内容だった。


ピケ(9.0)
・素晴らしい判断と、守備対応!
・ほぼ全ての場面でセビージャ攻撃陣を封じ込み、攻撃にも果敢に参加した!
・おそらく絶好調なんだろうなと思わせる、素晴らしい活躍と安定度合い!


アラウーホ(9.0)
・ピケと同様、素晴らしい守備能力!
・オカンポスを完封し、カウンターの場面での1×2の対応やブスケッツのカバーなど、数多くチームを助けた!
・ただ、前半のマルシャルのクロスのハンド疑惑は、後ろで手を組むべき。(ラモスやJ・Mヒメネスのように)

アルバ(8.0)
・攻撃にも、何度も顔を出して、得意の形は見せた!
・守備にも献身的に務め、ラメラの自由を奪ったり、フェランとの連携も良かった!


MF
ブスケッツ(8.0)
・ラキティッチのマークが甘かったので、楔のパスや展開力は流石だった!
・ただ、グデリと挟まれると得意のターンなどは出せなかった。


フレンキー(7.5)→【74分、ガビ】
・アウベスが中気味でプレーしていたので、サイドに開いて攻撃を整えた!
・ただ、アウベスが上がることによって、スペースがなく、裏抜け以外に特に良さは出なかった。
・ここのポジション改善は必要。使い方が悪すぎるし、何がしたいのかよくわからなかった。


ペドリ(9.5)⭐️MOM⭐️
・ボノとMOMは迷ったが、後半の一振りで判断!
・シュートの前の落ち着きは、先日のガラタサライ戦を思わせた!
・全体を通しても、チームを牽引し、パス、プレス、ドリブルにおいても違いを見せた!


FW
デンベレ(9.0)→【90分、ニコ】
・守備、ドリブル、視野の広さ、アウベスとのローテなど、今シーズン一番の活躍だったと思う!
・アシストも無理にシュートを打たないで、ペドリに優しいパスを送った!

アウバ(7.5)→【81分、メンフィス】
・得意の守備に対しての献身性は、仲間を数多く助けた!
・ただ、ボールを受ける回数が少なく、存在感は薄かった。


フェラン(6.5)

・守備での下がりや、攻撃で得意の2列目からの裏抜けなどの、オフ・ザ・ボールの動きは、相変わらず素晴らしかった!

・ただ、攻撃については体幹が弱すぎる。すぐ倒れるし、ここまであまり点が取れていない最大の要因な気がする。
・もし守備をしてくれるなら、メンフィスの方がボールも受けられるし、ファティが帰ってきたらスタメンの座は厳しいだろう。



☆セビージャ

《スタメン》
GK
ボノ(9.0)
・素晴らしい活躍だった!(ボノでなければと言う場面がいくつも…)
・フィードに関しても、ほぼミスなく安定感は流石だった!
・ペドリのシュートは残念ながら、ノーチャンスだった。


DF
ヘスス・ナバス(5.5)→【78分、モンティエル】
・正直いた?って感じ。
・守備対応、クロスをとってもナバスとは思えない活躍だった。


クンデ(7.5)
・ディエゴ・カルロスと共に、身体を張って守備陣を牽引した!
・ただ、マークの甘さは改善すべき。


ディエゴ・カルロス(8.0)
・相手のシュートやクロスに対して、数多く立ちはだかりチームを助けた!


レキク(6.5)→【82分、アウグスティンソン】
・縦のオカンポスと協力して、攻撃、守備両面で活躍した!
・あまり目立つ動きはなく、もう少し前線で絡みたかった。


MF
グデリ(6.5)→【78分、エン・ネシリ】
・ラキティッチとの意思疎通がうまくいってないのか、バルサの中盤に自由を許してしまった。
・ペドリの対応には終始苦労して、攻撃にはあまり絡めなかった印象。


ジョルダン(6.0)
・ナバス同様、何もできなかった。
・ペドリのシュート場面に関しても、全くコース切れてないし、正直見てらんなかった。


ラキティッチ(7.0)
・トップ下で先発したが、ブスケッツに自由を許し、攻撃の形を作られた。
・真ん中というのもあるが、得意のロングフィードも影を潜め、元気がなかった。


FW
ラメラ(6.0)→【67分、テカティート】
・ボールを持った場面では、サイドチェンジやパスなどチャレンジの姿勢は見えた!
・ただ、アルバとフェランに挟まれたりなどで、良さはあまり出せなかった。

マルシャル(8.0)→【82分、ラファ・ミル】
・ポストプレーや裏抜けでチームの攻撃に関わった!
・悪いプレーはなかったが、攻撃回数が少なかったため、中々厳しかった。
・そのため、後半はほぼ存在感を示せなかった。

オカンポス(7.5)
・得意のフィジカルを活かしてのポストやボールキープは良かった!
・アウベスとの対人では流石の突破力を見せた!
・ただ、アラウーホには完封されて、フィジカルやスピードのある相手に対しての対策は必要。




⑤レフェリーの評価

主審:サンチェス・マルティネス
VAR:ゴンザレス・ゴンザレス


いつもお騒がせのサンチェス・マルティネス!(個人的には、反抗する者には容赦無くカード連発のマテウ・ラオスタイプだと思っているw)

セビージャとしては少しフラストレーションの溜まるゲームだったと思うが、大きなジャッジミスもなく、そこまで際どい場面もなかった。

ただ、一つ言うならピケがカウンターでシャツを引っ張ったプレーに関してはレッドを出されても、文句は言えなかったと思う。





⑥今回のベストプレー

後半22分、ペドリがブスケッツに出したパス!


相手が触れないギリギリに出し、ブスケッツのスピードも落とさない素晴らしいパス!

何気ないプレーだが、バルサ時代のイニエスタを思わせるパスを今日は数多く連発した!




⑦今回のゲームのまとめ

☆バルサ
・正直クーマン時代のサッカーを見ているような退屈なゲームだった。
・ペドリやデンベレなど個々で良いプレーは何度も飛び出したが、組織としての綺麗な崩しはほぼなかった。

☆セビージャ
・4-2-3-1がうまくハマらなかった。
・前節のクラシコの時のように、ブスケッツに自由を与えてしまった為、ゲームを支配されてしまった。



⑧最後に

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

今後も深くスペインサッカーを中心に取り上げていきますのでよろしくお願いします!

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2022 4.4 ショーン


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