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2021年冬アニメ書類選考

視聴していたアニメが全部最終回を迎えてびっくりした。こんなことあるんだな。『蒼穹のファフナーEXODUS』(再放送)が毎週鬱で涙を流していたり、『魔法科高校の劣等生』が思ったよりつまんなかったりしたけど、なにより『体操ザムライ』が頭おかしくて毎週ナニコレ状態だった秋。豊作かどうかはわからないけど、バラエティ豊かではあったと思う。
そんな秋が過ぎて冬来る。さて、どんな冬になるのか見てみようじゃないか。

■本採用(継続視聴確定)

・ワールドトリガー
1期は夕方放送で予算とか表現とかいろいろ苦しかったらしい、硬派でタクティカルなSF漫画のアニメ2期が深夜枠で登場。縁あって1話2話の先行上映を見てきたのだけど、作画は大丈夫そうだった(見た範囲では)。ワートリファンのみなさんよかったね。1期の作画崩壊については「ワールドトリガー 作画崩壊」で検索ください。
ただ、個人的には漫画のほうがより楽しめるんじゃないかと思う。「タクティカル」と表現したが、バトルにおいてもアクションより戦術に重きが置かれているので、それを読み解くために読み返すのが楽しかったりするので。アニメという媒体の良さを出せるかどうかで、評価が大きく変わりそう。とはいえ私は原作大好きなので、作画崩壊しない限りは見るんじゃないかと思う。

■仮採用(よさげ)

・蜘蛛ですが、何か?
珍しくなろう作品からチョイス。JKがファンタジー世界に転生する、ただし蜘蛛、という変わり種。メジャーな人外転生系だと、『転生したらスライムだった件』くらいか。
実は以前原作に手を出したことはあるんだけど、なんでだったか途中で止めてしまった。ただ今回PVを見て、結構出来がよさそうで、蜘蛛がかわいいので見てみようかな。

・ホリミヤ
以前誰かが面白いと言っていた記憶がかすかに頭に残っていた。それと原作がHEROさんで、私の好きな紅玉いづき『青春離婚』のコミカライズを担当していた漫画家さんでもある。なので、私の中では紅玉さんも認める繊細な心情表現が得意な方という認識。PVを見てもそのあたりをメインに描いてそうだったので、そこに期待している。

・ワンダーエッグ・プライオリティ
オリジナル作品。PVを見ても正直全然わからないが、直感で選んだ。

・裏世界ピクニック
ハヤカワから出てるちょい百合SFホラー(?)小説のアニメ化。と書いて私が見る要素がほぼないのだが、水野英多絵が動きます!ありがとうございます!ということで見てみることにした。水野英多さんは私が大好きな『スパイラル』の作画の人。内容がさっぱりわからない『ワンダーエッグ・プライオリティ』より下に書いたのは、つまりそういうことです。

■バイト採用(ワンチャンあるかも)

・SK∞
青春スケボーバトルアニメらしい。もう私が見る要素は1ミリもないように思えるのだが、監督が『BANANA FISH』の内海紘子さん、シリーズ構成が『コードギアス』の大河内一楼さん、音楽が『ACCA』の高橋諒さん、とPVでバンバンバンと出されてしまったのでここに滑り込んできた。スケボーだけにね。

・バック・アロウ
これも似たような感じで、監督が『コードギアス』の谷口悟朗さん、脚本が『コンクリート・レボルティオ』の中島かずきさん。あとは主題歌が飛ぶ鳥を落とす勢いのLiSAさん。メンツからすると熱血ロボットバトルアニメなので、ストライクゾーンではない可能性がまあまあ高い。

■さいごに

番組改変期としては谷間の冬アニメなのに、新作がめちゃくちゃ多い。多分10月に出そうとしてたのが諸般の事情で間に合わなくて、全部ここにずれ込んできたんだろう。もしかしたら普段であればバイト採用枠に入れていたレベルの作品にお祈りしてしまったかもしれないと思うと、早く何とかなってほしいと思うばかり。


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