2021年秋アニメ書類選考
虚無だった夏が終わった。書類選考時点でかなり厳しかったんだけど、『探偵はもう、死んでいる』はキツすぎてクビにし、序盤面白くて見ていた『NIGHT HEAD 2041』は中盤過ぎたあたりで超展開についていけず(一応最後まで見たが結局よくわからなかった)、キャリア採用(=続編)の『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』が唯一の癒しだった。でも秋はきっと大丈夫。実りの秋、収穫の秋、芸術の秋。アニメもきっと豊作に違いない。
(前回のエントリはこちら)
■本採用(ほぼ継続視聴確定)
・鬼滅の刃 遊郭編
皆さん無限列車編は見ましたか? 私は見てません(録画はした)。国民的アニメと化した鬼滅の刃の続編。画のクオリティは保証されているし、1期も楽しく見ていたので継続視聴。キャリア入社勢は計算できていいね。……と、ここまで書いたところで、このままだと無限列車編を見ずに遊郭編を見始めてしまうことに気づいた。今週末にでも見ておかねば。
2021/10/01 追記:遊郭編は12月放送でした……。録画予約しようと思ってオンエア情報みて気づきました。これはアニ○イトの2021年秋アニメ一覧サイトが紛らわしいせいです(八つ当たり)
・86-エイティシックス-(第2クール)
いつの間にか分割2クール形式もスタンダードになりましたね。これも第1クール視聴済みなので、引き続き。……キャリア入社勢は計算できるけど書くことがない。
・最果てのパラディン
ということでルーキーが来ました。個人的には結構期待してる作品。なろう発で転生ものなんだけど、転生という設定は「今度こそしっかり生きてしっかり死ぬ」という主人公の強いメンタル面あたりに効いているものの、前世の知識がなんだとかそういう方向の作品ではない。人界最果ての街で生まれ育った主人公が、困難に立ち向かいながら強くなっていく王道ファンタジー。待てない人はなろうでも読めます。作者さんはしばらく病気されてたみたいだけど、復活しておられる模様。健康は大事。
・ブルーピリオド
客観的に見て、今期再注目の大型新人はこれかな。私も楽しみにしてた。漫画全巻買ってるし(既刊11巻で比較的お求めやすいよ!)。マンガ大賞2020を受賞して、満を持してのアニメ化という感じがする。ヤンキー高校生、美術に目覚め、美大を目指す。文科系スポ根という側面はなきにしもあらずだけど、センスとか才能とか、そういう部分も容赦なく扱われるのがこの作品の特徴かなと思う。
・ワールドトリガー(3rdシーズン)
ヒュース加入から始まる第3期。トップ画が示唆しているように、ヒュースと千佳にフォーカスがあたることになるエピソード。ランク戦の終盤でバトルも多いので作画がんばれ。あと葦原先生は首お大事に……。
■仮採用(よさげ)
・サクガン
PVが超オサレだったので仮採用にランクイン。ストーリーははっきりわからんのだけど、雰囲気は大事。よくわからんときはスタッフとキャストを見ろと偉い人が言っていたので見てみたところ、キャラ原案が『Dimension W』の岩原裕二さんだった。しけたオッサンとちっこい女の子のバディには定評があるとかないとか。
■バイト採用(ワンチャンあるかも)
・海賊王女
インターン(原作)なしの新卒(オリジナルアニメ)を応援したい私としては、なるべく1話は見てあげたい。PVを見た限りだと結構ベタな感じなんだけど、意外性を序盤で見せてくれれば。
・月とライカと吸血鬼
夏にラノベ原作で地雷を踏んだので若干ビビっているが、ロシア風味の宇宙ものということでチョイス。他に懸念があるとすれば、主題歌が私の苦手なアリプロというところかな……。
・マブラヴ オルタネイティブ
なぜ今アニメ化されたのか不思議でならない。15年前に発売されたアダルトゲームが原作。地球外生命体の侵略、ロボット戦闘、ループものとSF要素がいろいろと詰め込まれている。私が知ってるのは4年ほど前に完結した漫画だけ。最後まで読んだんだったかどうだったか……。ゴリッゴリにシリアスでめっちゃ暗いし容赦なく死んでいた記憶があるので、それを見る元気があれば見ると思われる。
■さいごに
いやー、やはり秋は豊作。これで「ちょっと録画してるアニメでも見るかー」と思って録画リストを見ても何もなくてしょんぼりする、というのも終わる。計算できるキャリア入社勢とポテンシャルに期待がかかる新人がいいバランスで採れると、どうも満足度が高い気がする。