アスレティックパフォーマンスコーチ タケダイグウジ

国を背負って戦う業界トップアスリートから、国益を担うトップビジネスパーソンのパフォーマ…

アスレティックパフォーマンスコーチ タケダイグウジ

国を背負って戦う業界トップアスリートから、国益を担うトップビジネスパーソンのパフォーマンスを栄養とトレーニングで向上させることを生業にしております。

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格闘家の為の減量戦略

【減量】って体重制アスリートには試合に臨む前に乗り越えなくてはいけない儀式みたいなもので、MMA、ボクシング、キックの試合だと体重計に乗って体重パスしてからの面と向かってにらみ合いや挑発なんかも試合を盛り上げるお膳立てみたいなものです。 ただ、おこなっている本人たちは結構辛くて、アスレティックパフォーマンスコーチとして選手達に対するアプローチは大小合わせて数百試合関わってきました。彼らのためにより良いサポートが出来ないかと色々と勉強してきたこと、経験を今回こちらでお伝えします

¥3,000
    • 強くなるために腸を鍛えろ!!

      アスリートはより多くより速く動くために、より速く回復させるために適切な栄養摂取が重要になりますが、その効果は消化吸収系の機能の良し悪しによってかなり左右されます。 食べたものを体内で栄養として取り組めるか、しょっちゅうOPP(おなかピーピー)になってしまうかで取りこぼしかなりあります。 とはいえ、直接目に見えることがないので変化を感じることが難しいのであんまり気に留める選手も少ないのが現状です。 今日はサラッと読めます。 腸を鍛えろ 大体7年前ですかね、スポーツ栄養

      • 格闘家の為のピーキング戦略

        以前、格闘家のファイトキャンプ時に何をするんかという内容で、手始めに 『何をさせないのか?』 を書いてみました。 今回は本題の何をしていくのかを書いていきます。また、ファイトキャンプ期=減量期でもあるので、多くの方が購入いただいている『減量戦略』の内容と重複する部分もあるのをご了承ください。 さて試合前のファイトキャンプ(追い込み)時期にどの様な感じで練習を組んで重要となるボリュームコントロールをしていくのか。 当たり前ですが試合当日に最高のパフォーマンスが出せる様にピ

        ¥1,500〜
        割引あり
        • トレーニングにおけるプログラムフローチャート

          アスレティックパフォーマンスコーチのタケダイグウジです。 先日、今トレーニングですべきことを知るためにどういうテストを重視するのかを説明してみました。 10年、20年やっててもプログラムデザインが全く変わらないコーチて結構いて、そういう人に限って〇〇理論とか、仙腸関節が~~、とかやばめのこと言って洗脳してきます。後、試合前なのでやたらと高重量狙ってコーチが悦に浸ったりとかね。 個人でもチームでもざっくりとでも仕分けしないと効果が薄れるので、ベースの身体能力の数値化が出来

        • 固定された記事

          格闘家のフィジカルって何を上げたら良いの?

          アスレティックパフォーマンスコーチのタケダイグウジです。 先日『X』にてMMAファイターのフィジカル強化で優先的に何を高めたら良いのか、その指標が書かれている表をアップしました。英語で書かれているのと専門用語が多いので分からない選手やコーチもいるかなと思い解説していきます。 以前より体力テストをしてみようだの ジャンプ力高めようだの それらしいこと書いてますが、結局フィジカル上げるために いつ なにを どれくらい トレーニングすべきなのかを知るために 基準点として『今

          格闘家のフィジカルって何を上げたら良いの?

          減量最後の一週間てどう過ごす?

          どうもアスレティックパフォーマンスコーチのタケダイグウジです。 多くの方に読んでいただいている減量戦略のnoteですが、もう少し細かく試合の週、いわゆるファイトウィークになにをすべきかを書いていきます。 因みに3000円のコチラの方にもアップデートしていますので、こちらをお持ちの方は新たに購入しない様にしてください。 リカバリーで飲むべきドリンクは〇S1みたいな経口補水液じゃないですよ、ということを書いたコチラのnoteも必要な方はどうぞ。しつこいですが☝のnote持っ

          ¥1,200

          格闘代理戦争THEMAX振り返り

          5/17にインターネットテレビABEMAで開催されていた若手発掘番組、 【格闘代理戦争THE MAX】の決勝がおこなわれ、担当選手の中村京一郎(ケイイチロウ)選手が優勝しました。 振り返りはりんやyoutubeでもしていたのですが、2月のAnaheimに居た時には当初女将さん1人が監督だったのに、いつの間にかりんやまで監督になってましたね。 ケイイチロウには徐々にスイッチを教えていこうかなとしていた矢先に決まったので、ステップの基本形と立ち位置だけ繰り返し打ち込みしてまし

          MMAとボクシングの身長&リーチ

          どうも、アスレティックパフォーマンスコーチのタケダイグウジです。 定期的に僕が関わっているファイター達の階級トップクラスの選手達の体組成を調べるのを日課としており、1年ぶりくらいにやってみました。 みんな普段の体重や計量後の体重がどうなのかとか気にしたりしてますが、僕は体格とリーチ調べて、かつ選手ごとの闘い方を何度もチェックするのでこういうことをします。 折角なので皆さんとシェアします。 で、 こういうのこそAI得意だろとCopilotさんに頼んだら拒否られたのでア

          体力テストをしてみよう(MASテスト)

          どうもアスレティックパフォーマンスコーチのタケダイグウジです。 競技パフォーマンスを向上させる指標の1つとしてスタミナがあります(その定義は置いておいて)、アスリート達がどれくらいのスタミナレベルあるのか共通種目でコーチ陣も選手たちも知りたいところです。 で、やってもらうテストを僕らコーチはMASテストと呼びます。 体育でやらされた1500m走とかもおんなじ様なもんです。。。(´;ω;`)ウゥゥ MASとはMaximal Aerobic Speed=最大有酸素速度

          ジャンプ力を上げよう

          どうも、アスレティックパフォーマンスコーチのタケダイグウジです。 以前アスリートならバネを伸ばせ、そのためにこんなトレーニングどやさ? というのをアップしました。 実際に何してるのかは僕のSNSにちょこちょこ載せてますが、必ずおこなうのはポーゴで、そこに垂直跳びの様な全力で跳ぶ種目や負荷をかけておこなうトラップバージャンプやスクワットジャンプ等を処方します。 ポーゴは陸上競技やってるアスリート以外は習わないと出来ないことが多いのでムーブメントコーチに習って下さいな。

          科学をどう取り入れる?知識をどう精査する?

          どうもアスレティックパフォーマンスコーチのタケダイグウジです。 先日ゆるい有酸素もパフォーマンス向上には有効だよ。と書きました。 多くの方に読んでいただき光栄ですが、 肯定的に 「良いこと知ったわ~~」 「早速試してみよう」 と 否定的に 「未だにこんなこと言ってるんや」 「もっと別の練習しないといけないのに出来るかい」 なんて派がいるはずです。それは当たり前ですが、思考ゼロで肯定、否定をするのが怖い。 僕はあくまでも理論を書いただけで運用できるかなんて分からないで

          科学をどう取り入れる?知識をどう精査する?

          ドリンクについての質問回答

          有料の減量戦略やドリンクの記事で質問がありましたのでお答えします。 Q:経口補水液 or 僕が推奨しているドリンクどっち優先して飲むんですか? A:当然、僕が書いているドリンクを優先して飲んでください。その為に濃度や量を調節しているわけです。 飲む量は最低限水抜きで落とした量ですが、味飽きてきたりするので、2Lくらい飲んだらある程度好きな飲み物も口にするのはアリでしょう。 UFCでも用意してくれているのは500ml✖2,3くらいで、計量会場の裏には高カーボ&高プロテイ

          ファイトキャンプ時になにする?(序章)

          Fight Camp(ファイトキャンプ)とは、特にMMAで使われる言葉で、試合決まってから試合1週間前までのいわゆる【追い込み期間】のことです。 どうも、アスレティックパフォーマンスコーチのタケダイグウジです。 今、格闘家のピーキング戦略について書いてますが、序章として この期間中に 何をやるべきではないのか? 何をすべきなのか? を書いていきます。今回はサラっと。選手向けの内容では無いので書いてること???なこと多いのはご了承下さい。 ストレングストレーニングでやる

          ファイトキャンプ時になにする?(序章)

          持久力を向上するために緩い走りも重要【Polarizedトレーニング】

          「持久力を向上したい!」 「スタミナつけたい!」 っていうアスリートは競技を問わずほぼ全員でしょ。 どうも、アスレティックパフォーマンスコーチのタケダイグウジです。 先日「X」にこんなこと書いたらまぁまぁな反響がありまして。 昔から格闘家、特にボクサーのロードワークは当たり前のようにおこなわれており、マイク・タイソンやメイウェザーが早朝から走ったりロープスキップしているのを見たことある方も多いでしょう。 では、ホントにそういうワークが持久力向上に有効なのか? という

          持久力を向上するために緩い走りも重要【Polarizedトレーニング】

          武田光司フェザー級初戦への取り組み

          どうも、アスレティックパフォーマンスコーチのタケダイグウジです。 今回は去る3/23に開催されたRIZIN Landmark神戸大会に参戦し、勝利した武田光司選手についてサラッと書いていきます。 今回やたらとフューチャーされていた『フェザー級転向どうなんだい?』ということをコーチとしてどうサポートしてきたのか。 階級変更についてはムサエフ戦に向けて中村倫也と話しているときに勝とうが負けようが落とすと聞いていたので、結果的にKO負けしたのでダメージ抜けたら始めましょうとい

          格闘家が飲むべきドリンク

          どうもアスレティック・パフォーマンスコーチのタケダイグウジです。 格闘家に限らず、アスリートが練習中、試合中、そして減量がある競技はリカバリーで身体に入れるべきドリンクについて今一度基本に戻って書いていきます。 減量についての包括的な考えはコチラのnoteをご購入ください。 こちらは無料ですので是非ご一読を。 ドリンクの考え単純に発汗による水分&電解質減少を補うのと速やかなエネルギー補給が大事なのは皆さんもお分かりで、2Lの水購入して練習中に飲むのとかしているはずです

          ¥500