ストリートビューで行く聖地巡礼
伊坂幸太郎のファンなのですが、伊坂幸太郎の小説は映画化も多くされています。
今度上映されるマリアビートルを原作にしたブレット・トレインを除いても、12作も映画化されているそうです。
これらの原作は全部読んでいますが、チルドレン、ラッシュライフ、グラスホッパーは僕も見ていません。
よく知られているように、伊坂幸太郎は仙台在住なので、仙台を舞台にした小説が多いです。
上の一覧で太字になっているものは、仙台ロケもしくは宮城県内で撮影されたものです。
アヒルと鴨を見た時は、知っているところがスクリーンに次々出て来るので、うれしくなって見た後に聖地巡礼をしました。
ロケ場所の情報は何一つ無かったのですが、大体知っている場所だったので、ピンポイントで向かったり、近辺を走り回って見つけたりしました。
何年か経ってからネットの情報で知って、後追いで行った場所もあります。
残念なのが、記録に残すという発想が全くなかったので、写真も撮らずに見ただけで満足して帰ってきてしまった事です。
今ならnoteにアップする為に、家族を騙して捜索を手伝わせて、写真を撮りまくっていたはずです。
また回ってみたいけど、時間も無いしなぁと思っていたある日、そうだストリートビューで見ればいいじゃん!と思い、早速見てみたところ今は跡形も無くなっていたり、別なお店になっていたりと月日の流れの速さを感じました。
そんなわけで、横着な聖地巡礼スタートです。
1.アイネクライネナハトムジーク
伊坂幸太郎の得意とする、一見何の関係も無い別々の話が時代を超えて繋がっていき、最後はハッピーエンドで終わるお話。伊坂作品には珍しく恋愛小説です。
この映画は建物の中のシーンが多く、これといったアイコン的な場所が少ないので、ストリートビューではあまり巡礼できませんでした。
2.重力ピエロ
泉水(加瀬亮)と春(岡田将生)の一見すると仲の良い普通の兄弟が連続放火事件の謎を追ううちに、家族の過去が明かされて行きます。家族とは血のつながりとは、そんな事を考えさせられるお話です。
3.ポテチ
空き巣を生業とする今村(濱田岳)は、ある野球選手に異常な執着を見せます。笑いあり涙ありの重いテーマをコミカルに描いたショートムービーです。
4.アヒルと鴨のコインロッカー
新生活を始めた椎名(濱田岳)が謎の男河崎(瑛太)と本屋を襲う羽目になります。連続する動物虐待事件、アパートの奇妙な住民、ボブ・ディランの「風に吹かれて」が印象的な、切なくて悲しいお話です。
終盤で登場する仙台駅にあるコインロッカーは撤去されてしまいました。
5.ゴールデンスランバー
国家権力が悪意を持って、無実の人間に罪を被せたらどうなるのか。一躍時のヒーローに躍り出た青年が、首相暗殺犯として追われます。多くの人の助けを借りて、国家権力に挑みますが・・・
今度伊坂作品のロケがあったら、必ず聖地巡礼では写真を撮ろうと思います。
マリアビートル(日本版)のロケしてくれないかなぁ。
おしまい
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