福岡~宮島~尾道の旅(10/10)
3日目 5月6日(土)
観光客と思しき人達10名程と、自動車1台、自転車数台が乗り込んで出発です。
向島までは僅か5分程度で着きます。
潮流が速いためか真っすぐではなく、弧を描くような航跡を描いて進んで行きます。
あっという間に対岸の向島に到着しました。
お出迎えの猫と戯れているうちに乗客の姿は見えなくなりました。
みんなどこへ行ったんだろう?
少し心細さを感じながら次の目的地「後藤飲料水工業所」へ向かいます。
5,6分歩くと見えてきました。
ファンタチックなデザインのミルクセーキにも惹かれましたが、ここは「ヤポネC」をチョイス。
ちなみに息子はサイダーを飲んで、お土産にも買って帰ると言うので、瓶の炭酸飲料なんて飛行機に持ち込めないんじゃないか?と言っていたら、ご主人に飛行機大丈夫ですよと言われました。
昭和レトロな雰囲気をたっぷり味わいつつ、美味しくジュースを頂きました。ご主人に家族並んで写真を撮って頂きました。
ジュースを飲み終えて帰りのフェリー乗り場へ向かいますが、途中で道を間違えて人家の間の生活道路に入って行ってしまいました。
さすがにこれは違うと気付き、グーグル先生のナビで正しいルートに復帰しました。15分程歩くとようやくフェリー乗り場が見えてきました。
ゆっくり歩いているとフェリーにお客さんが乗り込んでいます。係の人が手招きをしているので慌てて走り、我が家が乗り込むのを待って出発しました。
ここのフェリー乗り場は運河の奥にあるので、しばらくは川の中を進んでいるような感じです。
すぐに海に出ますが、向かいには尾道駅が見えています。
10時55分に尾道港に着きました。予定より30分以上早い到着です。
実はこの先の福山駅でお昼ご飯の駅弁を買う予定ですが、そこでゆっくり選びたいので少し前倒しで予定を早めています。
駅のコインロッカーから荷物を取り出して、併設されているお土産屋さんで最後のお土産を買い込みました。
予定では1本早いのに乗れる場合は11時47分の電車でしたが、何気なく改札の電光掲示板を見ると11時27分があるようです。
それに乗れるならとホームに向かうと、どうやら臨時列車のようです。
どうりで時刻表に無かったわけです。
福山駅には予定より1時間近く早く着きました。
人生の中で福山に行きたいとか思った事も無いのに、今いるのが不思議です。
早々に駅弁を買って、駅の近くにあるドトールで休憩しました。流石に脚がパンパンで辛くなってきたのです。
ゆっくりコーヒーを飲んでお店を後にすると、なんと雨がぱらついてきたではありませんか。
結局最後まで雨の影響を受ける事なく旅行ができました。奇跡的です。
時間が近づいてきたのでホームに向かい、のぞみに乗ります。
ここから新大阪まで約1時間です。その間に先ほど買った駅弁で昼食を済ませます。
駅弁を買う時に「たこめし」や「あなごめし」など何種類かあり、たこめしに惹かれたのですが、サンプルを見るとデデーンと椎茸が乗っていたので止めました。
よく見ると殆どの弁当に入っています。
あなごは昨日食べたばかりだし、パッとしないけどやむを得ず「うずみいなり」にしました。
ところがこれが大正解でした。
ご飯一面に油揚げが敷かれていて、映え無いことこの上ないし、美味しそうにも見えませんが、甘辛いお揚げの下には「たこ」「あなご」「牡蠣」が隠れているのです。
新神戸を過ぎたあたりで在来線に遅れが出ているというアナウンスがありました。まぁ自分には関係無いしと聞き流していました。
やがて新大阪に到着しました。
ここから大阪まで在来線で移動・・・・大丈夫か?そう言えば遅れているのでは?
慌ててホームに向かい、予定とは異なりますが、とりあえず停まっている電車に乗り込みました。
大阪駅から阪急梅田駅へ向かいます。流石に人が多いです。
予定どおり14時10分の急行に乗って蛍池まで移動です。
蛍池からは一駅だけモノレールで大阪空港へ向かいます。
こうして無事大阪空港に着きました。
仙台空港とは違い荷物を預けるのは自動でしたが、事前にyoutubeで予習していたのでスムーズに預ける事ができました。
混みあいそうなので早々に保安検査を受けて、そこで最後の買い物をします。
ここで買いたいのは塩昆布だけなので、サクっと済ませて搭乗ゲート前まで移動しました。
ほどなくして搭乗案内があり、15時50分定刻通りに出発しました。
この頃には結構雨が降っていました。
17時5分仙台空港に到着し、空港の中で夕食も済ませて帰路に就きました。
こうして19時50分、奇跡的に雨にもほとんど遭わず、中身の濃い福岡広島の旅を終え無事帰宅しました。
19時45分帰宅の予定だったので5分の差でした。すごいぞぺれぴちツアー。
たくさんの思い出と3kgの贅肉が増えた楽しい旅でした。
おしまい
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