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ゆるキャン△シーズン2第1話、第2話で原作からカットされたシーンは?

ゆるキャン△シーズン2がいよいよ始まりました。私もいつもは10時に寝る超健康的な生活を送っているのですが、毎週木曜日は眠い目をこすりながらも23時30分まで起きて見ています。

果たしてシーズン2はどこまでやるかわかりませんがメインビジュアルでは原作9巻に出ているものが採用されているのでそこまでやることは確定でしょう。

シーズン1が第1巻から第4巻(全12話)でシーズン2が第5巻から第9巻までの5巻分を12~13話でやるようなので1巻で2~3話やらないと終わらないスピードになってしまっています。なのでシーズン1ではほとんど原作の準拠通りでしたがシーズン2では一部端折って放送ということになってしまわざるを得ないでしょう。

そこで今回は原作ではあったけど、アニメ版では端折って放送されたところをピックアップしたいと思います。

アニメはほぼリアルタイムで見るとは思いますが少しでも正確性をますためにおよそ1週間後に配信されるAmazon Prime Videoで再度チェックしています。大きくカットされているところをピックアップしていきます。流石に言葉の文まで切り取っていては記事の趣旨にも反するので。

第1話 旅のおともにカレーめん

前半のリンちゃんがおじいちゃんからキャンプ道具をもらい実際本栖湖でキャンプをするのは原作にもない完全オリジナルの話です。今ではすっかりキャンプ慣れしているリンちゃんも初心者のときには焚き火も炊飯も四苦八苦していたのは誰にでも初心者でわからないことがあるんだなということを改めて実感しました。

後半は原作5巻24話 師走のお仕事みんなのお休みの話です。

・削られたシーン1 達筆の漢字の件

なでしこは原作ではクリスマスキャンプ(アニメ1期11話、12話。アニメではクリキャン後の部室大掃除後の帰り道)で恵那ちゃんに年賀状のアルバイトの誘いを受け、配達のアルバイトを始めます。その昼休み恵那ちゃんと河原でランチを食べます。その時のシーンです。

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原作ではなでしこが恵那に中の仕事はどう?と振った後ずーっと宛名とにらめっこしています。その後番地が漢字が書かれていて判読しづらいとか達筆すぎて読めないという話をしています。その後室内でぬくぬくさせてもらっています。という流れになっているのですが、アニメではずーっと宛名とにらめっこしています。からの室内でぬくぬくさせてもらっていますとなっています。この部分がカットされていますが、話の流れ的に全くといってきになりませんでしたね。

あと、すごく細かいのですがいただきますのシーンで恵那のサンドイッチとスープジャーの位置が原作とアニメでは逆になっています。

・削られたシーン2 雪のテント

この流れのあとキャンプ道具の話になったのですが、原作では恵那はテントを調べた話をします。雪が降っているような冬キャンプでのテントはベンチレーターがついているという話がアニメではまるまるカットされていてありません。

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ゆるキャン△はキャンプ初心者向の解説も魅力の1つで、実際ゆるキャンシーズン1みて冬キャンプをやったというかたも多いでしょう。なので、下手すると命の危険に繋がりかねない雪のテント選びの部分がカットされたのはどうなの?って思いました。ただ、雪のテントについて放送すると雪が降ってもキャンプできると解釈されて無闇矢鱈に初心者が雪中テント泊をしかねないのを危惧したのかもしれません。軽くて持ち運びしやすい山岳テントには大抵ベンチレーターありますからね。テントだけでなく寝具などもちゃんと寒さ対策していればいいのですが。

・削られたシーン3 年越しそばからの年越し麺類の話

話は飛びまして、しまりんがバイト先での掃除中目にした年越しそば特集(元ネタは人気雑誌のdancyu)から、SNSで年越しにどの麺類を食べるかという話をしていきます。素麺やフォーなどいろいろな麺類がでてきますが結局あおいちゃんのなんでもええんちゃうでまとまるのですが、アニメでは残念ながらありません。多分ですが、この前に休みどうするかでSNSのやり取りをしていたからまたやると少しくどいからでしょう。

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ちなみにこの麺類のやりとりで千明が最後に年越し小倉抹茶いちご生クリーム山盛りパスタと書いていますがちゃんと実物も存在します。

愛知県名古屋市にある喫茶マウンテンの甘口小倉抹茶スパゲッティのことだと思います。1回食べましたがパスタだと思わずデザートだと思って食べれば意外と食べれます。喫茶マウンテンにはこういう奇抜な食べ物もおおいですが普通のメニューもありますのでご安心を。

その他なでしこが恵那にカリブーに行くことを誘うシーンや、郵便局でのお昼休み開始のチャイムなどカットされています。

・逆に増えたシーン なでしこの笑顔

増えたシーンは1つだけだったかなと(前半のリンちゃんキャンプを除けば)。SNSのやり取りをした後のなでしこの笑顔です。

わずか1秒で終わってしまうシーンですが、わざわざ入れるぐらい重要なシーンだったと思います。実はこのSNSのやり取りでしまりんが苦手でシーズン1では「大垣」と呼んでいた「大垣千明」を「千明」と呼んだことが原因だと思います。シーズン1のクリキャンを通じて苦手にしていた「大垣」の良さも知って仲良くなれて「千明」と呼べるようになったことに野クルとしまりんの間を行き来するなでしこは嬉しくてしょうがなかったのでしょう。

第2話 大晦日のソロキャンガール

原作では5巻第25話大晦日のソロキャンガールと26話一年のはじまりをもとにしています。

大きくカットされているところはなかったのですが原作と比較してみると一部切り取られたり、変更している箇所、追加されているところもありましたね。

カットされたシーン① 見付天神で犬を探すシーン

順調に旅してきたリンちゃんが見付天神に到着し参拝後原作ではしっぺい太郎を探してます。

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だが、アニメでは直接受付で聞いていますね。自分で探してから聞くか直接聞くかの違いですが、前のリンちゃんなら自分で探して諦めるパターンだと思うので成長しているのかな。しかも、参拝をしてからしっぺい太郎を探すのは偉いと思いましたね。普通の女子高生ならまず犬に食いつきますからね。

カットされたシーン② グビ姉のやらかしシーン

話はBパートに移り、千明、あおい、あおいの妹のあかり、野クルの顧問の鳥羽先生の4人で身延山に初日の出を見にいくシーンに変わります。

千明が先生車出してくれてサンキューですといった後の鳥羽先生の回想シーンがカットされています。

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回想では去年のクリキャンでハメをはずしすぎた罪滅ぼしも兼ねるのでと回想しているのですがアニメではありません。鳥羽先生は去年のクリキャンでは顧問らしからぬ行動(泥酔して寝る、起き抜けに酒を飲む、生徒に日本酒を買わせようとする)をしていたので反省しているのでしょう。個人的にこのシーンは好きなコマだったので残念です。

変更されたシーン 身延山でのやりとり

4人は身延山に行きます。身延山の山頂に行くには普通は身延山ロープウェイを使うのですが(2時間ほどかかりますが徒歩でも登れます)、ロープウェイ乗る前にあかりが「さむー、むっちゃさむっ」といっておりアニメでは鳥羽先生が山の上ではもっと寒いでしょうねとまともな返答をしています。しかし、原作では千明に変わり、「だらしないチビ犬子め。アイス奢ってやろうか」という千明ならでは冗談なのか本気なのかよくわからないボケに走っています。なんで変えたのかはあまり読み取れないですね。

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また、山の上につき身延山久遠寺奥之院に参拝に行くときにアニメではそろそろ年賀状始まることかなとみんながなでしこや恵那がアルバイトしていることを知っているであろう感じです。しかし、原作では鳥羽先生が「そういえば、各務原さんたちはどうしたのですか?」と聞いており鳥羽先生は少なくともなでしこたちが年賀状バイトをしていることは知らなかったです。普通は身延山に行く過程でなでしこたちのことも話すでしょうからアニメの展開の方がしっくりくるでしょう。

追加されたシーン 鳥羽先生の頭文字D

この後、ダイヤモンド富士をみに富士川町に向かいます。残り時間あとわずかってところで鳥羽先生が頭文字Dばりのドリフト(ちゃんと制限速度は守っています)でくねくね山道を突破するシーンがアニメでは追加されています。原作では1コマだけそれっぽい描写があるぐらいですね。

1・2話感想 原作をぶっ壊すことなく旅に行きたくなるし、しまりんの孤独のグルメが最高。

恐らくアニメは5巻分やるので前シーズンよりもテンポが早くなり、その分カットされるところが多くなるのかなと思いました。確かにカットされているところはあるのですが大きな改変もなくむしろしっくりくる展開になっているので原作好きな人でも十分楽しめると思います。

昨今の情勢ではなかなか旅をするのはおろか、ちょっと外出するだけでも叩かれる風潮がありますがゆるキャン見てると自分が旅している感もあるし、落ち着いたらまた浜名湖周辺に行きたいしなでしこみたいに自転車で浜名湖1周してみたいな思いました。しまりんの孤独のグルメとも見える食レポは深夜に見てはいけないです(腹が減るから)。しまりんはなでしこの食べてるところ見て美味しそうに食べるなと思っているようですがリンちゃんもなでしこに負けないぐらい美味しそうに食べてるからね。

第2話ででてきた身延山久遠寺には聖地巡礼してきたので見てください。




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