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珈琲の棚

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珈琲修行中に備忘録として書き下ろして、個人公式HPに発表したモノの抄録(アブストラクト)をこちらに置いています。覗き大歓迎 💕。
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#深煎り

【豆メモ】 ヨーロピアンブレンド(ジュピター)

開封してすぐに深煎り豆によくある、スモーキーな香りがたつ。挽いたらコクのある深い香りに変わる。最初はやや細か目に挽いて 86度の水温で淹れてみた。飲んだら甘みもあって美味しい!しかも確かにクラシック・ヨーロピアンのイメージがして、深煎りが醸し出すコーヒーらしさにコクと甘み。酸味は一切なく、牛乳にもすごく合う。 さすがに人気 No.2 だけのことはある(人気 No.1 は ジュピターブレンド)。 <豆と味の特徴・水温>、<豆挽き目安>、<淹れ方と道具>、そして <値段・コス

【豆メモ】 1971 プレミアムブレンド(ジュピター)

モカ(チョコレート)の香りが高く、他にナッツと少しプルーンやワインの匂いもする。焙煎度合いは深煎りで、味はコクがあってパワフルで、通常より少なめの豆でも同じ濃さを抽出できる印象。苦味が出やすく細挽きには不向きだが、深煎りでコーヒーの苦味を楽しみたい方ならば、このプレミアムブレンドは良いチョイス。 <豆と味の特徴・水温>、<豆挽き目安>、<淹れ方と道具>、そして <値段・コスパ> などの詳細をご覧になりたい方はこちら → 通訳のご依頼は ↓ 公式HPよりお承ります。大阪中

【豆メモ】 モカマタリ(ジュピター)

開封してすぐに鼻についたのは発酵の、芳醇の香り。何度か淹れ方を変えてみて味わってみたら、これはワイン製造における「樽の香り」の類を確信した。それ以外にもワインによくみられる複雑の香りと味わいは、このコーヒー豆を「赤ワイン」っぽくした理由。たとえば、豆を口に入れて噛んでみたら果実の甘みをはじめ、爽やかなシトラス、そして最後はナッツの香ばしさや苦味とコクも。まさに香りも味も、ワインらしいものが多かった。 <豆と味の特徴・水温>、<豆挽き目安>、<淹れ方と道具>、そして <値段・