見出し画像

梅雨に入る頃、旬を終える。

‘Asparagus officinalis L.’の


子供の頃、瓶もしくは缶詰入りの白いアスパラガスが食卓に上ると密かに嬉しかった。多くはお祝い事がある時に食べたが、フニャりとした食感と独特の味が大層気に入ってた。

好きではないという声が思いのほか多く驚いたのも今は昔。

あれから、何十年と経ったが白いアスパラガスの缶又は瓶詰は今も決してお安くない。

そして、現在は瓶詰だけでなく新鮮な生の状態も易々と手に入る。

先日の山葵同様頂き物だが、、。


で、白いアスパラガスは陽に当たってないから柔らかいかと思いきや意外にも筋張ってるので皮を剥けとの話だったが、無自覚の天邪鬼な私めは二本だけ皮を剥かずに数ミリおきに切れ目を入れた。

切れ目は、やった事無い鱧の骨切りの気分。だが、楽しいと思ったのも束の間すぐに飽きてしまい凄く面倒臭い作業だった、。、

切れ目を入れる事にすっかり疲れ果ててしまい調理は、指示通りに。

そして、出来上がりが画像のヤツ。

皮を剥いた物はそれはそれで良い食味。切れ目の物はそれより多少苦味が割り増しになった。これはこれで良い。

陽に良く当たった緑のアスパラガスは穂先だけ変な味と食感だが、アスパラガス白は、穂先も悪く無い。しかし穂先に限っては瓶詰の方が良いと個人的感想。

栄養面では、緑の方が良いが時期が限られる白は今を味わうという季節感が良いのだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?