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昆虫食‘はちのこ’

念願の食べ物を入手。

かねてより食べてみたいと方々で話してたらやっと食べる機会が訪れた。

炒ってあるせいか何処と無く可愛らしいが、よく視ると頭の名残がある。口にするにはなんだか虫(昆虫ではないナニカの方)っぽくて少し躊躇した。もっと成虫に近く手脚や顔そして眼が判る方が自分には抵抗無いかなと思った。

取り敢えず、一つ口に放り込む。

味では無くて感触の予想は、中から体液がどろりと出てきて口中にまったりと濃厚な得体の知れない何かが、。、

全く違った。

想像してたのと違い竹輪の焼き目部分を噛んでるかの様。炒る事によって水分が抜けるのかも。生食でないとどろりとしたそれは楽しめないらしいが、生食は、。、抵抗ある。

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さて、味は想像を遙かに超えてきた。自分が食べてきたモノの中で似てるのは、蛍烏賊の一夜干しとか馬鹿貝の干物(姫貝の方)っぽいなと思った。勿論、魚介の海っぽさや塩気は無し。

こいつは、味もさることながら程よく小さいのでぽいぽい口に放り込みたくなる危険を孕んでいる。

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これは、まさに滋養豊富風味絶佳。

日本全国何処にでも居るのに食べてるのが一部の地域だけというのは、解せないと思った。昔は食べてたかもしれないが、。、

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美味しいからといって幾らでも食べて良いものではないらしい。一日、五つ迄だと念を押された。理由は教えてくれなかったがチョコレートを食べ過ぎると鼻血がどうこうというのと同じだろう。たぶん。

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そして、選り分けしてる画像を送ってくれた。よく視ると成虫っぽいのも居る。芋虫みたいなのから蛹の最終形態まで様々。これの中でどれが一番美味しいのか気になったが羽化寸前のは毒針どうなってるのだろうか。

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‘Vespa simillima xanthoptera’

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