スターバックの本棚・宇宙への秘密の鍵
宇宙への秘密の鍵
(原題:George’s Secret Key to the Universe)
ルーシー・ホーキング、スティーブン・ホーキング著
佐藤 勝彦 監修
さくま ゆみこ 翻訳
冒頭の記事に書いた子のひとりが教えてくれた本である。(※1)
スティーブン・ホーキング博士とその娘さんの共著で、ファンタジー調の物語に乗せて宇宙の秘密がわかる仕掛けになっている。
ジョージの両親は保守的で、家にはテレビも電話もなく、科学技術は地球
を破壊する悪だと信じている。ある日、ジョージが飼っていた豚が逃げた。逃げた先は隣の家。
人気がなく、手入れされていない庭はジャングルのようで、そこへ入ることを親に固く禁止されていた。
勇気を出して壁の穴を抜け隣家へ踏み込むと、そこには不思議な女の子と科学者の父親が住んでいて…
宇宙メルマガ「THE VOYAGE」2019.5月号掲載
(※1)同じ号に掲載の他記事(note未掲載)にて「宇宙に命はあるのか・子ども版」の製作過程で小野さんが会話した宇宙好きの子どもの中のお1人が好きな本。それが「宇宙への秘密の鍵」でした。
小野雅裕 (おの まさひろ)
技術者・作家。NASAジェット推進研究所で火星ローバーの自律化などの研究開発を行う。作家としても活動。宇宙探査の過去、現在、未来を壮大なスケールで描いた『宇宙に命はあるのか』はベストセラーに。2014年には自身の体験を綴った『宇宙を目指して海を渡る』を出版。
ロサンゼルス在住。阪神ファン。ミーちゃんのパパ。好物はたくあんだったが、塩分を控えるために現在節制中。
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