友人3人で一日ノープラン。あなたならどうしますか。 5年間の大学生活を謳歌した僕にとって、日常的に訪れた日々。予定もなけりゃ、恋人もいない。そんな僕たちは毎日のように「何となく」集まる。目的は無い。強いて言うならば、暇を潰すため。 「なんかしよや」 「なんかってなんやねん」 「人生ゲームやりたいわ」 「そんな気の利いたもんないわ」 「ほな作ろや」 「ええな、駒止まったところに書いてあること、ほんまにやろや」 「おもろそうなん書いてな」 「高尾山頂でコーヒーを購入,120円マ
「趣味はなんですか」この問いに満足いく回答を出来たためしがない。24年の人生の中で、幾度と無くされたこの問いは、いつも僕の頭を悩ませる。 好きなことがない訳では無い。音楽を聴くこと。漫画を読むこと。映画を見ること。料理をすること。ギターを弾くこと。けれど、「趣味はなんですか」という問いの回答としては不十分に感じてしまう。音楽、漫画、映画について精通している訳でもなければ、料理やギターも特段上手いわけではない。 自身が好きであることを趣味と銘打つことについての批判をする訳で
「コロナ○ね」 幾度となく脳内及び口で表現してきたこの言葉。 若者のご多分に漏れず、僕は一人でいることが苦手だ。 もっと言うと誰かと繋がっていたい。携帯が手元にないとソワソワする。家に一人でいると誰かと電話したくなる。 小さな頃から承認欲求が人一倍強い僕にとって、この「新型コロナウイルス感染症に伴う自粛期間」は、まさに"おひとりさまサバイバル"であるのだ。 "コロナ○ね'' 小さく呟いて、布団に潜る。 大学進学のために上京し、1人でオンライン授業を受ける日々。アルバイト