ライブハウス
私にはまるで縁のない、華やかな人たちの遊び場だと思っていた。
好きな音楽はイヤホンからでいい。
自分の好きなタイミングで聴ければいい。
ずっとそう思っていたのに、いつしかそこは私の居場所になった。
好きだった人が働いていた。
行けばいつでも彼がいた。
大好きな音にも囲まれた。
なんとも言えない、ただただ心地のよい空間だった。
ふと別れが来て
彼に会いに行くこともなくなって
お互い新たに歩みだしたその先でも好きな音楽だけは変わらなくて。
季節が何度か巡ったあと私はまた、恋をした。
きっかけは変わらず聴いていた音楽だった。
何度舞い戻れば良いのだろう。
想い出とリンクする曲たちが
今日もまた、増えてゆく。
未熟ですが、精一杯気持ちを文章にしていきます。よろしくお願いします。