ミリエル氏

レ・ミゼラブルというフランスの文学の作品の中に出てくる、理想的なキリストの司教、ミリエル氏について書かれた文章で、僕の感動した箇所だけ抜粋してお届けします↓

彼が悔悟をさしてやった金持ちや、ディーニュの信仰深い婦人たちは、しばしば閣下の祈祷所に美しい新しい祭壇を備える費用を出し合ったが、彼はそのたびごとに金を受け取って、それを貧しい者に与えてしまった。彼は言った。「祭壇のうちでの最も美しいものは、神に感謝している慰められた不幸な人の心である。」

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