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米炊き日誌vol.3~ダイコン祭り~

この時期、集落の人のいえにお邪魔しに行くと、最後に必ず言われるフレーズがある。

「ダイコンいるか??」

この言葉に弱くて断れなくて毎回もらってるうちに大根に溢れてしまった。ダイコン祭りをしよう。

大根だし、米は絶対欲しくなるから三合炊飯器にぶち込んでスイッチオン。

料理のしない私が唯一してっていた料理は大根の味噌汁だったので、とりあえず大根の皮を剥いて千切りにしたいと思っていたのに百切りくらいになった大根をお湯に入れる。大根だけだと見た目がなぁ〜と思いもらったわかめを投入。

火が通り過ぎるので、置いておく。

あとは大根を美味しく食べるには「おでんかなぁ」と考えてみるが、材料が圧倒的になさすぎたので断念。

大根の煮物を作ることにした。幸いさつま揚げがあったので、大根とさつま揚げの煮物を作る。

最初に大根を軽く炒める。油をギンギンにあっためて大根を入れる。

大根なんて水分の塊だから熱した油に水分を入れれば爆ぜるのは間違いない。ただ、なんの躊躇もなく投入したため、右手に小さな火傷だらけになった。油は危険だと学習した。

大根に軽い焦げ目がついてきたら、だし汁とさつま揚げを入れて煮る。しばらく煮たところで醤油や調味料を入れてまた煮る。

その間に大根の皮でキンピラを作る。大根って葉っぱも食べれるし、皮も食べれるから無駄なところほとんどないな。

キンピラはシンプルで人参を入れただけ、タレを事前に作っておいて炒めたところに投入。今回はシンプルに甘しょっぱい味付けにした。


あらかた完成したから味噌汁の具をあっためて味噌を溶かす。

あとは盛り付けして完成。

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煮物は初めて作ったけどめっちゃうまくて飯の途中にこの味を誰かと共有したくてタッパに詰めて大根をくれたばあちゃんの元に。誰かと食べるって当たり前だけど大切なんだなと実感。

結局、大根は一本半くらいしか使えなかったからしばらくダイコン祭りは続きそう。

米炊き日誌は一応、毎日自炊はしていますがなんか書きたいなぁと思ったときに投稿するから不定期投稿です〜ボチボチ投稿していくのでよろしくお願いします。

vol.4で

いつも応援していただきありがとうございます。 多分、山にいくか不思議なものを食べる力になります。