就活を止めることにしたお話

こんにちは。初めましての方は初めまして。夕凪ぺぽと申します。

現在(2021年3月)大学3年生で、来月から4年生になります。いよいよ卒業研究のスタートです。3年生まで比較的真面目に講義を受けてきたおかげで、4年次は卒研だけに集中して取り組めそうです。

元々大学入学前からゲーム業界を意識して大学を選び(といっても就職実績にゲーム企業があったからという安直なものですが)、サークルもゲーム制作をしているサークルを選びました。去年の11月あたりから就職を意識し始め、ゲーム業界だけに絞って企業説明会やイベントに参加してきました。ESも書いてエントリーもして、面接も一社この間受けてきました(落ちてましたが)。

ここまでやってきてるのになんで止めちゃうのかというと、一言で言えば自信が足りない、芯に据えるものが足りないと感じたからです。

今までを振り返ると、主体的に行動して何かを得た経験がこの3年の内にないと気付きました。大学の講義は良い成績を取るのが第一の目的になっていて、受動的に受けていたことの方が圧倒的に多く、ゲーム制作のサークルに入っても自らが主体となってゲームを作ろうと活動してきませんでした。日々の大学の講義やバイトに言い訳をつけて楽な方へ逃げ続けた3年間だったと思います。

ただ、全く何もしてないということはありません。自分の好きなゲームに時間をたくさんかけて熱中して打ち込むということは頑張ってきたことの一つだと思います。私の場合スマブラが当てはまるのですが、いろんな人の動画を見て研究して練習して実戦を繰り返し、一時期はスマブラコミュニティに参加して自分以上に強い人、モチベーションが高い人とスマブラを本気で遊び、楽しむということをやってきました。結果として、オンライン対戦でVIPマッチという上位数%の人のみが到達できるレベルまで実力をつけることができました。

頑張ったことが0じゃないのになぜ就活を止めるのか、という話ですが、個人的にはもっと出来ることを増やしたい、視野を広げたいと思っています。ゲーム会社に務めたい、ゲーム業界で働きたいというのは人生の目標、夢の一つではありますが、そこがゴールではないと思います。さらにその先を見据えられるような人間になれるように、出来ることを増やす、視野を広げる、いろんな経験をする、みたいなことに時間をかけて能動的に取り組みたいと思います。そのために、就活を止めることにしました。

ここまで読んでくれた方の中には、ただ単に就活から逃げるための言い訳なんじゃないかと思う方もいると思います。実際、私も今書いてる時になんか言い訳っぽいかもと思わないわけではなかったです。でも、やらずに後悔するよりやって後悔した方がずっとましですし、仮に就活に失敗したとしても、それはその企業に縁がなかったか自分より優れた人がいたというだけで、これまで自分が積み重ねてきたものが全て無駄になるということではないと思います。3年間何もしてこなかったことを悔やむより、これから先どうするかを考えることの方がずっと建設的だと思うので、周りを見て後ろめたくなったり言い訳だと揶揄されたりしても、前に進むことを止めないように頑張ります。

...とここまで偉そうに啖呵切って書いてきたは良いものの、実際既にいくつかエントリーしてしまっている企業があるのでそこは最後までやりたいと思います。結果がどうあれ、これからの自己研鑽の決意表明と備忘録の意味も込めて、今回このnoteを使って書かせていただきました。末筆ながら、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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