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【スタンダード】エスパーズアー -JAPAN OPEN 2022

1. はじめに

2022/09/10 - 2022/09/11にかけて行われたJAPAN OPEN 2022に参加しました。


2. デッキレシピ

3. 結果概要

1: グリクシスミッドレンジ 先 ○×○
2: 斡旋屋一家の隆盛ビート 後 〇×〇
3: エスパーミッドレンジ 後×〇×
4: ジャンドミッドレンジ 後〇××

4. ハイライト

4.1 グリクシスミッドレンジ

1セット目、初動なんもなしでずっと《税血の収穫者》に殴られっぱなしで不安でしたが、《放浪皇》や《黙示録、シェオルドレッド》をはさみながら、相手と妨害合戦をし、最終的に《力線の束縛》を《永遠の策謀家、ズアー》でアクティベートして勝ち。

2セット目、相手は初動《鏡割りの寓話》2枚で不穏な空気でしたが、そのトークンのマナから常に盤面に《キキジキの鏡像》+《穢れたもの、ソルカナー》を維持され、返せず負け。

《穢れたもの、ソルカナー》

3セット目、相手は《税血の収穫者》や《鏡割りの寓話》から好調スタート。ライフをかなり詰められ危ないです。こちら初手《神憑く相棒》4枚というびっくりハンド。犬でチャンプしまくって引き延ばして、《心悪しき隠遁者》《ドーンハルトの殉教者、カティルダ》をはさみつつ《婚礼の発表》でさらに守りの盤面を固める。最終的に落ちてしまった《永遠の策謀家、ズアー》を《セラの模範》から吊り上げ、盤面の《婚礼の祭典》をアクティベートし、ライフを元に戻して勝ち。

4.2 斡旋屋一家の隆盛ビート

珍しいデッキと当たりました。リスト見てなるほどなって感じです。

《斡旋屋一家の隆盛》

1セット目、《斡旋屋一家の隆盛》を2枚張られて圧殺されそうになるものの、こちらは《永遠の策謀家、ズアー》でひたすら絆魂接死のクリーチャーを生成しつつ、ズアー自体で本体を殴っていました。拮抗した盤面におけるフライヤーと《黙示録、シェオルドレッド》の圧により勝利。

2セット目、またもや《斡旋屋一家の隆盛》2枚からのスタート。こちらは《神憑く相棒》+《永遠の策謀家、ズアー》で守ろうと思ったが、《婚礼の発表》や《踊りへの参加》により盤面を圧倒され負け。

3セット目、《ローナの渦》、《力線の束縛》で盤面をコントロールし、もつれた状態になりました。ズアーを引いては絆魂でライフ回復しつつエンチャントで盤面を掃除して、そのまま流して完走。

4.3 エスパーミッドレンジ

1セット目、《毅然たる援軍》、《策謀の予見者、ラフィーン》、《放浪皇》ときれいにつながれて負け。

2セット目、除去もりもりで《夜明けの空、猗旺》や《策謀の予見者、ラフィーン》を次々と除去。ちなみにこの時青マナなかったです。もつれにもつれた挙句引いた《ラフィーンの塔》をタップイン、次ターン《永遠の策謀家、ズアー》をシャイニングドロー!エンチャを動かして勝ちです。

3セット目、また青マナがないですが、《婚礼の発表》から動こうとしたのですが相手は《策謀の予見者、ラフィーン》、《放浪皇》、《夜明けの空、猗旺》とまたもやきれいなマナカーブを見せつけられ対応できず、敗北。

エスパーミッドレンジのマナカーブ通りの動きはパイオニアのラクドスに通ずるところがありますね。《毅然たる援軍》、強いです。

《毅然たる援軍》

4.4 ジャンドミッドレンジ

1セット目、相手はスクリュー、そこに付け込んでいつものズアー力線でfin

2セット目、相手は除去を大量に抱えており、自分の展開はすべて邪魔され盤面が憔悴しきったところに《黙示録、シェオルドレッド》が着地して負け

3セット目、私はマナスクリューをしてしまいました。そのまま何もできず敗北。

5. 総括

後半のぐだり具合はすごかったです。しかし、エスパーズアーで分かったことがかなりあります。

  1. 序盤の動きがなさすぎる

  2. 終盤の動きもなさすぎる

  3. 結局ズアーにおんぶにだっこ

  4. 青マナ減らしすぎた

『序盤の動きがなさすぎる』
うーん、犬しかないですね。婚礼初動というのはかなり頻発していて重みを感じました。特にサイド後、私のチェンジがよくないなと振り返ってみれば思います。《税血の収穫者》を見たら《切り崩し》。パイオニアとセオリーは同じだったのです。抜いてはいけません、《切り崩し》。序盤を生き抜くために。

《切り崩し》

《ルーン撃ち》とか入れてさらに序盤を手堅くするのはまっとうなアプローチだとも気が付きました。

《ルーン撃ち》

『終盤の動きもなさすぎる』
これは意外な気づきでした。終盤土地引は仕方ないとして、《セラの模範》終盤。これははっきり言って弱かったです。なぜなら3マナの動きにしかならないから。ズアーを釣れるのはいいですが、7マナ目にこれをするのはさすがに惜しい。《ギックスの残虐》で相手の《産業のタイタン》をつり出す。ぐらいの大ぶりな5マナ6マナの動きがあってもいいかなと思いました。

《セラの模範》

『結局ズアーにおんぶにだっこ』
前述と同様です。ズアー以外の決め手が欲しい。あって《婚礼の発表》複数引きな感じ。《魅せられた花婿、エドガー》これは若干この点でいえばベクトルが違いますし、《華やいだエルズペス》も基本プラス運用なのでズアーありきです。じゃあ逆に何があるかって話ですが、結局《聖域の番人》だとか神河のドラゴンサイクルあたりになるなあと思いました。

《聖域の番人》

『青マナを減らしすぎた』
一番深刻。心から今回の構築ミスでした。マジで青が出ん。負けるとき《かき消し》《ローナの渦》《永遠の策謀家、ズアー》全部腐ってました。《砕かれた聖域》《コイロスの洞窟》あたりを一枚《さびれた浜》または《アダーカー荒原》にしたほうがいい。ほとんどオルゾフビートしてました。

《島》

5. おわりに

後半失速で負けちゃいましたが、後半失速は大型大会あるあるですね。失速しない屈強な精神力が欲しいです。

次の大型大会は晴れる屋THE LAST SUN出場を予定しております。
今度こそいい成績が出せるよう頑張ります!


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