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子どもとお金『お金に細かいのは、カッコ悪いのか?🤔』

「お金に細かい」の反対語は、「お金にルーズ」?

けれど、いずれも一般的にはあまりいいイメージが無い気がします😅


これも日本文化の一つと言えるかもしれませんが、お金に細かい人は「カッコ悪い」と見られます。

特に男性がそう見られがちのような気がしますが、たとえば、1円単位で割り勘するような男性です。

ただ「お金に細かい」という言葉には、数字に細かいと言うより、「セコイ」とか「ケチ」という意味が大きいように感じます。


ネットで、「お金に細かい」で検索すると、お金に細かい彼氏エピソードがたくさん出てきました😆

ビックリすような話もあったので、ちょっとご紹介します。

  • 1円単位で割り勘する人だったが、ある時1円彼が多く払ったとき、とたんに不機嫌になった

  • ドライブ中に彼がペットボトルを飲んでいたので、ちょっと頂戴といって2口程飲んだところ、20円を請求された

  • 別れた後に「今までのデート代を全て支払ってくれ」と、小銭の単位まで細かく言ってきて怖かった


子どものお金教育のうえでは、我慢する力、自制心を養うことが大切であり、お金を細かく管理することを悪いことだとは教えません。

なぜならば、管理上手は、お金と上手に付き合う大切な力の一つだからです。

少なくとも、お金にルーズでいいんです、はあり得ません😊

ここで親としてきちんと子どもに伝えなければいけないのは、

お金に細かいことと、ケチとの違い。


自制心を持ってお金を細かく管理することは、計画的にお金を使ったり貯めたり、そして増やすことに繋がります。

将来の目標や目的のための、「お金の細かさ」です。

それは決して自分のためだけでなく、家族のためだったり、子どものためだったりもあるでしょう。


それに対し、ケチとかセコイと言われるのは、ただただ自分のためのお金が大好きな人なのだと思います。

将来の目標の有無に関わらず、お金を使うことに抵抗がある。まして、誰かのためにお金を使うことなど、とてもイヤなのでしょう。


この話で見えてくるのは、

お金に細かい = 数字に細かい

では無い!ということです。

お金に細かいという表現を使いますが、おおよそこの言葉から受け取るイメージは、

「人のためにお金を使うことを嫌がる」

ということだろうと考えます。

そして仮に人のためにお金を使ったときには、とても上から目線になる。

こんな人物、幸いにして私の周りにはいませんが、もしいたらやはり「ケチな奴」と思うでしょうね😆


大切な誰かのためにお金を使う時には、躊躇しない。

仮に使ったとしても、偉そうにしない。恩に着せない。

そんな人は、お金を計算するときに1円単位まで計算する細かさを持っていたとしても、「ケチな奴」とは言われないと思います。


では「子どものお金教育」のうえで、親として、どうしたらケチではない子どもを育てることができるのか。

これまでも何度か伝えてきましたが、大切なのはやはり親の背中です。

まずは親がどんな時に、誰のためにお金を使っているかを、子どもに見せてあげていいと思います。

そしてその時に、決して見返りを求めない姿なのだろうと、私は思います。


日本的には、「お返し」という文化があります。

私も小さいころから、お返しの大切さや、何かいただいた時にはお返しをしなければいけない、というしつけをされてきました。

その一方、こちらから何かを差し上げた時にお返しが無いと、「あの人はお返しもしない😯」という親の言葉も聞いています。


現在の私の考え方は、

  • 何かいただいた時には、きちんと常識的なお返しをして、礼を尽くす

  • 何か差し上げた時には、お返しが無くとも気にしない


こんなスタンスで、息子や親せき、友人たちとのお付き合いをしています。

私が何かを差し上げるのは、私がそうしたいから。

ただそれだけだということです。


この考え方ややり方が、我が子がケチな人にならないような子育てとなるかどうかは、わかりません。

ただ子どもが親真似をするものならば、少なくとも周りからケチな人と見られないような人に育ってくれるのではと思います。


ケチな人は、人のためにお金を使うことはありませんが、社会的には逆に損なことのほうが多いように、私は思います。

お金に細かくてもいいんです!けれど、カッコ悪いと思われないような姿勢の大切さも、親として子に示してあげてください😉

これも、お金と上手に付き合い、より良い自分の人生を生きていく方法の一つだと思います(^^♪


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