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ドイツ語学習 2ヶ月の経過

ドイツ語学習を始めてみた記録(前記事はこちら)。

今更ながら念のため書いておくと、ドイツ語の習熟度評価は、欧州評価基準によるとA1→A2→B1→B2という感じでアップしていく。日本のドイツ語検定とはちょっとずれている。今やっている語学学習アプリ「Busuu」は洋モノなのであちらの基準に従っているようだ。

9月17日からこのアプリを真面目にやり始めて、11月17日にA1クラス認定試験をパスした次第である。この2ヶ月間のできたこととできなかったことをまとめると、こんな感じ。

Busuu …… A1クラス全課程(レッスン(以後L.)1〜27まで)
Duolingo …… 全8のチェックポイントのうち2までクリア+もうちょっと
NHKラジオドイツ語 …… 全半年のうち第5週まで
文法書 …… 全然手をつけられていない
辞書アプリ …… 途中から導入。720単語ほど引いたらしい。

ざっくりとした学習範囲は、
文法:現在形まで。
前置詞、話法の助動詞、格変化(4格と3格)、分離動詞など。
語彙:Busuuによると350単語ほど学んだらしい。A1クラスの必要語彙数は700といわれているので、少ないのでは……? 大丈夫かなこれ。
身近な名詞・動詞、100までの数字と時刻表現など。

全然ダメな部分としては、
活用:助動詞の活用や不規則活用動詞などがほとんど覚えられていない。
リスニング:一語一語区切ってもらわないとさっぱり分からない。

大まかな進捗をまとめてみる。

9月17日

この少し前から、学習法に関するブログを読んだりアプリをいろいろインストールしてみたりしていたのだが、いよいよBusuuに真面目に取り組み始めた。
Busuuには一番はじめに現在の実力を測るミニテストがあり、それによるとA1クラスのL.8から始めていいということだった。全課L.27のうち3割もすっ飛ばしていいことになるが、いいわけがないので最初からやった。案の定sein動詞の活用すら覚えていなかった。

電車の中やゴロゴロしながらアプリをポチポチするところから始めてみて、ちゃんと参考書と向き合うのももちろん追々必須だとは思うが、この手軽さは文明の進化だなぁと思う。とりあえずどんどん課を進めていく達成感が、最初の漕ぎ出しにはありがたい。
ポチポチ→引っかかったところをノートにメモ、でしばらくやってみる。

10月9日

NHKラジオドイツ語講座がスタート。ストリーミング配信アプリでやっているので本放送から1週間遅れである。
メスのドイツシェパード(Deutsch Schäferhundin)が語り手らしく、かわいい。相棒の青年とともにドイツ各地を旅する話になるようだ。

当面はラジオを聴く習慣をつけるため、ラジオを優先的にやる。
ラジオで出た範囲は参考書にあたるつもりでいたのだが、参考書の内容が難しく、これは徐々にサボりがちになっていってしまった。

10月21日

しばらく踏ん切りがつかずに迷っていたドイツ語辞書をようやく購入。

このあたり↑の評判を見て「アクセス独和辞典」にした。これなら和独が欲しくなっても同シリーズで追加できるし。現在は単独アプリは開発を停止しており、辞書ビューワアプリ「物書堂」内のコンテンツとして購入できるということであった。
当たり前のことながら語学に辞書は必須だし、例文を見たりそこから別の単語に飛んだりして遊んでいるだけでも普通に楽しいのであった。早めに買った方がいい、辞書(当たり前)。

10月31日

BusuuのL.27までたどり着き、ついにA1認定テストである。
結論から言うと落第した。「わーいもうテスト受けられるじゃん」という気軽な感じで受けてしまった。リスニング長い!! 単語が聞き取れているだけではダメで、ちゃんと文脈を汲んで洞察できていないと答えられないような気もする設問もあった。あと時刻の表現で2点くらい落とした。33点満点中21点。ケアレスミスも含めボロボロである。

一度落第したら、再試は2週間後。心を入れ替えて復習に努める。振り返ってみると全然分かってなかったことが次々に出てくる。ihr、難しすぎ

泣きそう。せめて中性だけの世界に行きたい。

11月17日

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2習慣の復習を経て、付け焼き刃のクリア。そして何より、想定回答時間15分と言われていたのだが、めちゃくちゃ時間をかけてしまった。果たして、これはクリアと言っていいのか……

今後の課題

リスニングが弱い
一文が4単語を超えるともうダメ。
一単語ずつ区切ってくれないと分からない。
どうしようもない……

あまり手を広げ過ぎてもどうかなとは思いましたが、新しいアプリに手を出してみることにしました。

今更ながら、「Duolingoは文法。会話ならこれ」を言われていたことを知る。
ひとつの単語やフレーズを、老若男女様々なドイツ人(だと思う)が発音してくれる。容赦なく単語を繋げてくる。し、「fertig」を「フェルティッヒ」と言う人も「ファーティック」と言う人もいる。全然分からない。だが、リアルとはこうなのだ……
ありがたいのが、音声だけでなく映像を出してくれるので、段々なんとなく雰囲気や間合い?が掴めてくる。復習のやり方も随分色々あるので(「ドイツ人が話している映像に合わせてアフレコしてみよう」なんてのまで)、それなりに聞き取れるようになってきたような気がする。ただし、表示される日本語訳はめちゃくちゃである。BusuuやDuolingoで学んだ範囲のリスニング練習としてやるのが有用だろうか。

しばらくこれを加えて学習を続けてみたい。



最後まで読んでいただきありがとうございます。 もし応援をいただけましたらドイツ語の参考書を買います。