リアル半沢直樹をした話

どうも、ぺぺまぐろです。

こちらの記事は、僕の実生活で起きた
リアル半沢直樹のお話を書いていきます。

価格は付いていますが、
買わなくても全部読めます。


もし、もしも
「やべえ経験してておもしろい」
「ぺぺまぐろさんみたいな事したいな」
と思っていただけた方で、買ってくれる心お優しい神がいれば
感謝の念を送らせていただきます。

いいねだけでも泣いて喜びます。

まず自己紹介
ぺぺまぐろ
インテリア系販売員
主食はポップコーンです。

よろしくお願いします。






【転職】








「あ、無理。転職します」

店長から昇格辞令も受け取った僕が
辞令を見た瞬間、店長の前で言った一言から始まりました。


僕は以前、大手アパレルメーカーの販売員をしていて
販売を頑張り、副店長に昇格が決まっていました。

その年、結婚をした事もあり
アパレル店員の手取りは約18万
家族の為にも必死に頑張りました。

昇格が決まった時とても期待してました。

昇給いくらだろう。ワクワク

とずっと待っていたんです。


受け取った辞令に書いていた昇格金額








5000円


今まで転職なんて一言も言ったことなかったのに、一瞬で転職を決意しました。

そこから求人を探しまくって色んな所に面接を受け始めます。

頭が悪かったので、
販売接客でもっと給料のいいところで働きたいと考えていた(この時点で頭悪い)

そして、今の職場に出会いました。





【入社】

インテリア系販売員の求人を見つけ
給料もよく、インテリアとかおしゃれやんぐらいの気持ちで面接を受けた僕は即採用。

そして今の会社に入社しました。
(採用の理由は、頭は悪いけど元気があったからだったと後々聞きました)

入社初日

自分のデスクはここ、と案内され席につくと横には先輩がいました。


よろしくお願いします!
と挨拶をすると

あぁ、うんと返されました。

ここから僕の戦いは始まります。





【S】


先輩(以後S)は、僕よりも一回り上でアパレル業界にいた僕からすると年上の人と働く環境がとても新鮮でした。

インテリアの知識がなかった
僕はとにかく勉強、勉強、勉強の日々

「これはどういう意味ですか?」
「この商品どうやって説明してますか?」

と先輩や上司に質問、相談をしていました。

みんな優しいので、僕の質問にしっかり答えてくれてました。





”S以外は”

Sに質問すると

「は?そんなこともわからんのかお前」
「言うこと全部真似ろよ絶対」
「お前に使う労力無駄だわー」

等ととにかく僕に対してすごくきつく当たってきました。

嫌な人やな、けど隣の席やし仲良くしやな

と思っていたのはこの時だけでした。



【パワハラ】

その後、接客にも出る機会が増え
様々なお客さんを案内する中で
買ってくれる人も多くなっていきました。

社内平均新規契約率6-7割と
業界内でも非常に高い成約率で
負けじと必死に接客を行っていました。



そんな中、接客を終え事務所に戻ると

「お前の接客は素人にでもできるわ」

「お前から買う客いるの?」

「お前の喋り方きもちわる!」

とほぼ毎回Sに責め立てられていました。

また、僕の接客のことだけでなく

「お前じゃこの商品売れるわけないよな。お前じゃ」

「お前の客、今案内してるけどくそやなwwお前みたいでめんどくさいww」

「今の客絶対買うやろwwやっぱセンスくそ悪いわw俺なら余裕w」

と嫌味や罵声を浴びせられる日々

〇ね、嫌い、目障り、気分が悪い
等は挨拶レベルで言われる始末でした。

なぜ、こんなに言われる必要があるんや?

俺がこいつになんかしたか?

その頃から楽しく行けていた接客が
怖くなってきてしまいました。





ただ、そんな訳にも行かないので
気持ちを抑えながら毎日接客に向かいました。

中には、Sのお客を案内することもあります。

僕は、それはとても嫌な気持ちですが
お客さんには関係の無いことです。

全力で接客をし、平均客単価30ー40万の中で
100万を越える契約を取ることもありました。

もちろん、Sは僕が自分のお客を案内してることを知っています。
ショールームで何度もお客さんと喋っているのにも関わらず
契約を取っても一言も言ってきません。

まあ正直喋りたくない、とまで思っていたので
僕はどうでもいいと思っていたのですが

1週間くらい経った日に急に

「あ、俺の客100万越えサンキュー。また俺の客決めてや」

と調子のいいことだけゆってきたりもしました。








し〇でくれまじで


心から本気で思いました。

それでもずっと我慢をして、誰にも相談せず
結果で見返そう、売上でこのクズを抜かしてやろう
と少しづつ考えを変えていくように、自己暗示をかけた状態で仕事をしていました。


ただ、それにも限界がありました。


【分岐】

忘れもしません。

それは忙しかった土曜日


僕は新規のお客さんを案内し、店内の中でもかなり高価な商品を気に入ってもらい
そのまま伝票を書く流れになりました。

伝票を書いていると上司に

「凄いやん!これはようやったな!決めてこいよ!」
と励ましを貰って
よし、いくか!と思っている時に




Sが後ろにいました。

「いや、お前がこんなん説明できるわけないやろ。まぐれやろ?まぐれで契約取れて何がいいねん?そんなことより、お前ほんま仕事しっかりせえよ、なんもできてないねんくそか〜〜〜」

と伝票を書いている最中に責め立てられました。






いや、泣いたよね。


伝票を書き終えるまでずっと言われ続けて
逃げるようにお客さんの所に行きました。

この件を見ていた上司に
「なんでも相談して」と言われたので
今までの暴言、罵声、パワハラを全部伝えると
席を変えるように仕向けてくれました。
(席変えただけで、特に社内としての話し合いはなかったのは少し悲しかった)

ただ、席を変えると関わること自体が減ったので
状況は少しましにはなってました。


【席替え後】

席を変えてから2年ほどがたち
減ったとは言いつつも、相変わらず暴言、無視、パワハラは続いていました。

ただ、その頃には知識も誰よりも負けないくらい勉強し、
売上ではSを追い抜くようになったこともあって
経験だけ長いやつがほざいてるわwwはい負け犬の遠吠えww

と思えるくらいに心のゆとりができました。


そんな毎日を送っていた僕ですが
最大の転機を迎えたのです。

【メルカリ】

席替えをしてから、僕は会社の商品発注の担当になり
商品の在庫管理を行っていました。

発注や定期的に在庫チェックを行うので
基本的には頭に在庫数はインプットされた状態でいたので
スタッフから「この在庫ある?」と聞かれたらすぐに答えられるようにしてました。





そして運命の日


2023年6月某日


上司から
「この在庫ある?」と聞かれて
「ありますよー先月発注しました」と返事をし
在庫を見に行くと






ないんです。商品が



いや焦りましたよ。

凄く売れるアイテムではないですが、単価も高く
在庫がなかったので少し前にまとめて発注した商品がないんです。

場所もお客さんが入れる場所じゃないので
万引きも有り得なさそうと思っていた時に









上司「もしかして、この中(社内)に犯人いるんちゃーう??www」


と冗談で言ったんです。

それやったら怖いっすねwwと答えたものの
まあ、それは無いやろと思いながら何気なくメルカリを開いて
その商品を検索したんです。












え、あった。


あったよ。商品。




一気に震えが出てしまい
事務所を飛び出て倉庫に入りました。


え、うそやろ?まじであった、誰、誰やこれ!?

と震えながらその商品の出品者を確認したんです。


盗難された商品が何点も並んでる中に
1つ、某ブランドのブーツが出品されていました。


そこで犯人を絞り出せたんです。







Sだ


アパレルにいた事もあり、Sは服のブランドのことだけ異常に僕に聞いてきていました。






きっしょいわこいつ

と思いながらも服の話は好きだったので適当に話はしていました。

その中で1度
「〇〇のブーツめっちゃネットで安く売ってるねん!サイズ42でいいと思う?」

と聞いてきたことがあったんです。



割と特徴のあるブーツで基本定価でしか買えないものがすごく安いと言っていたので

「あーいいんじゃないすか、42ならゴールデンサイズですし」

って答えたんです。

出品されていたブーツも42サイズ
出荷場所もSの出身場所



そこから僕は撮影された写真を見て思いました。





この背景のラグ、どっかで見たぞ…





そう、Sのインスタ(ブロック済み)です。

早速Sのインスタアカウントを開き
投稿を見返していると
同じラグが写った写真がありました。

他にも、テーブル、床も全て一緒。





これ、Sが横領してるって確定させれば
クビにできるんじゃね??





僕はメルカリ、インスタ全てスクショをとり
証拠を押さえました。


ただ、それでももっと確実性が欲しいと思い

勝負に出ることにしました。




事務所にSがいる場面で


「上司さん〜やっぱあの商品ないっすね〜誰か取って売ってたらやばいっすね〜」

とわざとカマをかけました。



その後、メルカリのページから消える商品









はい、確定‼️‼️‼️‼️‼️wwwwwwwww
あざーーーーーーーーすwwwwww
スクショとってるんでずぅええええええええぶ確認してまーーーーーーーーすwwwwww


と心の中で喜びの舞を取ってしまいました。

その翌日
メルカリのページを確認すると
また盗難された商品が出ていました。


詰めが甘い

5年間パワハラされた恨みを晴らすチャンスだ


僕はその後も証拠集めを行いました。


まず、評価数
メルカリの評価数を数えると約50
盗難された数とほぼ一緒でした。



スクショ

そして評価ページ

評価ページには日付が書いてあります。
そこからいつ盗難販売を行ったかわかります。



スクショ


そしてメルカリのアカウント




スクショ




この証拠を持って

全てを社長に伝えました。




「え、嘘やろ?」

ぺ「嘘じゃないです、スクショを全部取りました」

「…ほんまや…」

ぺ「なんならSの自宅のラグやテーブルの上でとった写真を証明するものもスクショしました。」








「あ、うん…自分そこまでしてるん怖すぎ…」


半沢直樹の気持ちがわかりました。



その後、社長より呼び出しを喰らい

Sは自己退職という形でクビ(会社的に懲戒処分はしなかった、いやしろや)
退職金、給与差し押さえで盗難分も全てチャラにされた。

最後にSを見た時



ずっっっっっっっっっっっと壁を見てぼーっと座ってました。









ざあああああまあああああああああああああああああああああああwwwwww
wwwwwwww


その後、社用車も取り上げられたSは
社用車に乗せていたチャイルドシートを担ぎながら家に帰っていきました。





【最後】

すみません。
文章が書くの苦手なんで、その時のことを思い出しながら書きました。

Sは僕にパワハラをしまくってたくせに盗難し、転売してました。

(実はクビになった後、50万くらいお金を横領していた事も発覚

僕は

「警察に突き出しましょ!!!あいつから金踏んだくりましょ!!!」

って本気で社長に言ったら落ち着けって言われて流れました)

今ではSの以内職場で楽しくツイ廃して
元気に接客しています。


あの時上司が冗談を言わなかったら見つけられなかったこの事件

あの時メルカリを調べなかったら見つけられなかったこの事件


本当に奇跡の倍返しを決めれたことに
僕は満足感でいっぱいです。




ちなみに某ブランドのブーツはまだ売れてません。
コメントしてあげようかなって思ってま


ということで
リアル半沢直樹を食らわし、パワハラをしてきた相手をクビにした話でした。


パワハラしている人、横領してまだ見つかってない人がもしいれば

僕みたいな人に倍返しされるかもしれないので
早めに土下座してください。


駄文、長文になりましたが
これで以上になります。

反響があれば、Sから受けたパワハラ集をまた書きたいと思います。

ありがとうございました。

ぺぺまぐろ

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