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あたらしいまちで

余裕を忘れて気づけば、4ヶ月。
動かしたいと思っていたSNSに今更書き込むのが恥ずかしくてこちらへ逃げてきました。備忘録的なものなので、後から下書きに戻すのかもしれないけど。

新しい街で新しい人と新しい生活が始まりました。
始まる前の数ヶ月は、周りがどんどん王道の(?)世間一般的な道に進む中、1人だけ逃げて取り残されているような感覚で苦しかった。「内定」や「進学」が突き刺さり、同級生をいくら見渡せど自分と同じ進路の人などいるはずもなく。

しかし、始まりの次の日からわくわくがあふれた毎日に変わりました。大袈裟だけど、久しぶりに、学ぶ楽しさを考える楽しさを思い出しました。純粋に知らないことを知ることが楽しいというのは大きいです。しかしそれよりも何よりも、今まで出会ったことがないくらい、興味をそそられる面白い人生を送り、多様な考え方を持つ人たちの中で学べる環境が毎日を彩るのだとおもいます。社会人経験のある人が多く、彼らが1年ないし2年の貴重な時間を使い、学舎に戻るまでには様々なストーリーがありそれによって形成された価値観も様々。それでいて、「福祉」の学校ならではの独特な同質性もある。1年間では勿体無いくらいのクラスメートと先生に恵まれています。

入学前は、不完全燃焼に終わった卒論への弔いも兼ねて、福祉の基盤を作りたいという位置付けでした。福祉観は変わらないと思っていました。しかし、それは驕りに過ぎなかったとおもいます。以前の団体に所属していた自分だったら考えなかった着眼点が確実に芽生えているように思います。解析する手段が増え、社会の解析度が大きく上がった、そんな気持ちです。

あと半年間ほどしかこの状況に身を置けないことを考えると今から寂しくなります。残りの期間を使って、めいいっぱい今の恵まれた環境を使い倒したいとおもいます。

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